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日本各地の空に「地震雲」が出現?

2013.12.17 TUE

噂のネット事件簿


「地震雲」とはよく聞く単語だが、気象庁は「『地震雲』が無いと言いきるのは難しいですが…」と断った上で存在を否定。「見た」という人はどんな根拠で「地震雲」と判断しているのだろう… ※この画像はサイトのスクリーンショットです
12月15日、ツイッターで「大地震が来る」という噂が拡散。「地震雲」というキーワードがHOTワードになるなど、地震に関するデマがネット上を飛び交っている。

この地震予測のネタ元は、14日の夜にツイッター上に登場した「日本の地震リスク」なる資料。アメリカの研究者が「Quake Prediction」という自身のサイトに発表したと資料には、日本各地の地震リスクがパーセント表示されており、それによると、東京、名古屋、仙台、札幌といった100万人都市のほか、秋田、青森、福井、福島、茨城、松本、盛岡、新潟について、15日の地震リスクが「100%」と表記されている。

この情報が、NAVERまとめで「【やべえ】日本の地震を調べている海外サイト『今日15日に東京~青森のどこかでM7.5の地震がくる』」という記事にまとめられ、一気に拡散した。まとめのPVは9万件、ツイッターの引用数は4000件に達し、ツイッターユーザーからは、

「本当らしいですよ一」
「そういえば、今日大地震来るかもしれないって」
「こわ…なにも起きないといいけど」

といった反応が登場。さらにこうした情報が拡散したからか、15日から16日にかけては、

「今日地震雲出てたねー こわいねー」
「地震くるぞ 竜巻状地震雲出てるし(°_°) 震度3~5弱と推定するが」
「地震雲みたいだね(´・_・`) 今日の雲は変って言ってる人いっぱいいる。怖いね」

と、地震雲の目撃談が相次ぎ、「地震雲」は一時ツイッターのHOTワードに上昇した。

幸い、「リスク100%」の15日にも、地震雲目撃報告が相次いだ16日にも、大きな地震は起こらなかった。気象庁は地震予測や地震雲について、

「現在の科学技術では、時期・場所・地震の規模を特定した地震予知ができる可能性があるのは、唯一東海地震のみです」
「雲は大気の現象であり、地震は大地の現象で、両者は全く別の現象です」

との見解を示している。ツイッター上では、「鵜呑みにする気は無いが心構えだけはしておきたいな」「備えてそんはない」(原文ママ)という声もあがったが、“オオカミ少年”を生み出さないためにも、拡散する前にその情報の真偽を考えたいものだ。

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