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市長がツイッター活かして大雪対策

2014.02.24 MON

噂のネット事件簿


長野県佐久市は、例年は降雨量自体少ないため、今回の大雪は異例の事態であった ※この画像はサイトのスクリーンショットです
2月14日から15日にかけて降った記録的な大雪により、80cm以上の積雪を記録した長野県佐久市。同市の柳田清二市長が、ツイッターを活用した大雪への対処方法がネット上で称賛を浴びている。

その方法は、ツイッター上で市民から直接積雪状況を示す写真や情報の提供を募り、それをもとに各所に指示を出し、対応状況についても自身のアカウントで報告していくというもの。柳田市長は当初、市民からの積雪対策の要請に個別に対応していたが、2月16日には市民に向け、

「【情報提供願います】佐久市民総出の雪対策。ありがとうございます。…(中略)…除雪が出来ていないという情報も入って来ています。 出来れば、写真を貼付していただけないでしょうか? 全力で対応したいので、宜しくお願いいたします」

とツイート。さらに、フォロワーによって「#佐久道路」というハッシュタグが作られ、これにより市民からの具体的な情報が次々と市長宛に寄せられることとなった。

その後も柳田市長は、

「佐久市の持つ除雪力では、不足と判断。阿部知事に自衛隊の出動お願い。皆様に感謝」
「【お願い】長距離トラックで疲れていると思いますが、路上で休憩している方が、渋滞の原因になっています。移動をお願いいたします」
「【佐久市最新情報・拡散希望】 月曜日早朝から自衛隊が、入ります。少しでも早く市民生活を取り戻したい!」

などと、状況報告や要望をツイート。2月20日現在に至るまで、市民との直接の対話を続けながら問題解決に取り組んでいる。

このような市長の対応に、市民からお礼のツイートが届いているだけでなく、

「こういう市長がいる街に住みたい」
「首長かくあるべし」
「素晴らしい取り組み」
「ただツイートするだけでなく、きちんとした対応をするために活用されていて素晴らしいと思いました」

といったネットユーザーによる絶賛の声がツイッターに多数投稿されている。

また、千葉市長の熊谷俊人氏は2月20日朝、この事例を受けて、

「佐久市長のTwitterを活用した大雪対応が話題に。『災害時の首長がそんな時間あるの?』と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は災害時こそ指揮官は時間があります。緊急時は通常の予定が全て無くなり、常に報告を受け、判断ができる状態にあります。暇ですし暇でなければいけません」(原文ママ)

とツイート。同ツイートは同日19時時点で約4500回リツイートされており、熊谷市長はこの後も東日本大震災時における自身の経験も踏まえて災害時の首長のあり方について持論を述べている。

今回の柳田市長の対応は、他の地方自治体にも参考となる好例になったといえそうだ。

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