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新保守「マイルドヤンキー」に注目

2014.03.06 THU

噂のネット事件簿


見た目はヤンキーでも中身は保守的な「マイルドヤンキー」が日本を支える? ※この画像はサイトのスクリーンショットです
不良少年少女のことを「ヤンキー」と呼ぶようになって久しいが、現代のヤンキー像を描いた「マイルドヤンキー」という単語が、ネットで注目を集めている。

「マイルドヤンキー」は、博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダーの原田曜平氏が、『ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体』という著書で提唱した造語。彼らの特徴としては、「給料が上がっても絶対地元を離れたくない」「家を建ててはじめて一人前」「スポーツカーより仲間と乗れるミニバンが最高」といった例があげられており、ファッションはヤンキーを志向しながら、保守的な生き方を選ぶ彼らを「マイルドヤンキー」と命名している。

ネットでは、この本に関する書評がいくつもあがっており、なかでも3月3日には論壇サイト『ブロゴス』に、「『マイルドヤンキー』の楽観と悲観/奥深いヤンキー問題」という風観羽氏による記事が掲載されると、Facebookの「いいね!」が700件以上に達する人気記事となった。これは、

「自動車(スポーツカーではなく、家族や仲間と共に乗る1ボックスカー)を欲しがり、ブランド物が好きで、酒やタバコ等の嗜好品も好み、若くして子供を沢山欲しがる」
「地元志向で、結婚しても両親の近くに住み、夫婦共働きということになると、ある程度の世帯収入と可処分所得はある」

というマイルドヤンキーたちの消費性向の高さを肯定的にとらえたうえで、「気合」「アゲアゲ」といったキーワードが行動原則となる彼らが、グローバル経済の中では“負け組”となる可能性を指摘したもの。この記事に対しては、ツイッターユーザーからは、

「カテゴライズの仕方が人を馬鹿にしているとしか思えないなー」
「地方から言えば人材流出は止まるわ、消費はしてくれるわ、有難い存在だよな。将来のことは別にするとさ」
「気になってたんだわ、世間が徐々にヤンキー化してること」
「マイルドヤンキーっていいネーミングだ !!」

といった賛否の声があがっているほか、「マイルドヤンキー」という単語がツイッター上で100回近く登場する日もあり、現代の若者を捉えた「マイルドヤンキー」は、着実に認知度を高めつつあるようだ。

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