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台湾学生国会占拠 ニコ生中継実施中

2014.03.25 TUE

噂のネット事件簿


動画には定期的に状況を説明する日本語訳も登場し、逐一状況を把握できるようになっている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
中国と台湾の間で結ばれたサービス貿易協定を巡り、3月25日9時時点でも台湾の学生による国会(立法院)の占拠は続いているが、その様子がニコニコ生放送で中継されており、多くの日本人ネットユーザーがこれをチェックしている。

この事件は、昨年6月に中台両国間で調印された貿易協定を、台湾与党の国民党が強行採決しようとしたため、これに反対する学生が起こしたもの。協定は、両国が医療、金融、運輸などの分野において市場開放するという内容だが、台湾国内では「中小企業に影響が大きい」「中国企業に乗っ取られる」などの懸念や反発が多く、業を煮やした国民党の強行採決に対し、反対する学生たちが警備員を押しのけて国会内に乱入し、議場を占拠する異常事態となっている。

そして議場を占拠した学生たちは、議場内の様子を動画配信サイト「ニコニコ生放送」で生中継している。議場を広く見渡せる位置に据えられたカメラには、議員席や議長席、地べたに座り込む学生たちの姿が映し出されており、放送時間はすでに131時間に到達(25日9時時点)。すでに視聴回数は288万人、コメント数は187万件に達している。

こうした関心度の高さの背景には、ネットユーザーの“台湾びいき”があると考えられる。今やネット上のみならず、中国や韓国における反日活動は社会問題化しているが、台湾では目立った反日活動が行われていないうえ、東日本大震災時に多額の寄付金を日本に送った過去もあり、ネットユーザーの親台湾ぶりはかなりのもの。コメント欄には、「がんばれー」「台湾加油(頑張れの意)」といったコメントがたびたび書き込まれており、台湾情勢ウォッチングが今も続いている。

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