もっと知りたい占いの雑学/第9回

パワーストーンてなんなんだ?

2014.04.05 SAT


パワーストーン(あとアクセサリーも)が壊れたら、身代わりになってくれたと考えて、そのあとは身につけない方がいいそうです イラスト/中垣ゆたか
「パワーストーン」というものを目にすることがあります。何か目新しいものと思いきや、これ要するに宝石なんですよね。ただこちらは、見た目や希少性に価値を見いだしているわけではなく、その“効果”に価値があるようで。でも、石のパワーでぐんぐん運勢が良くなる、というような話はちょっと信じられない話ではあります。

「そうですねえ、トルマリンという石は熱を加えることで電気というパワーを実際に発生させる…そんな例もあるとはいえ、それが人間にもたらす効果についての科学的な証明はされていません。ただ、巨石、奇岩を神の依る場所として崇めたり、珍しい貴重な石に特別な意味を持たせるというのは、はるか昔から珍しいことではありません。お守りの一つや二つはお持ちでしょう? パワーストーンも本来は劇的に何かが良くなる、というものでなく“悪いモノ”から守ってくれる『お守り』とか『魔除け』と信じられ、重用されてきたんですよ」

と答えていただいたのは、日本占術協会常任理事、栗原里央子さん。まあお守りと考えれば、直接的な“効果”を云々言うのも野暮ってもの。値段もパチンコ玉ぐらいに加工されたものだと一粒数百円から1000円オーバーぐらいとお守りと変わらないし。

「ちなみにパワーストーンは、その場のパワーを吸収し溜めることができるという考え方があるんですよ。パワースポットめぐりが依然人気のようですが、もし“パワー”を求めて行くような機会があるなら、せっかくなのでぜひ持参してみていただきたいですね」

それはちょっと面白い話ですね。ところで、パワーストーンにはいろんな種類がありますが「何月生まれは何々の石をつけるべき」というようなルールがあるのでしょうか。

「西洋占星術などでは、誕生日に合った石を選ぶよう勧めるケースもありますが、流派による、というか占い師さんによって考え方が違うのでなんとも言えないんです。石それぞれの効果についても、バラバラですし。ただ水晶に関しては、どの占い師さんも近しい解釈をします。悪いものを吸収・浄化し、持ち主の精神力やほかの石のパワーを増幅させるなどオールマイティな力を秘めた扱いですね。ちょっと試しに、ということでしたら水晶がいいでしょうね」

もちろん、そもそもこの手の“不思議パワー”に抵抗のある人、逆に抵抗なく何でも信じてしまう人に、ここで購入をおすすめするものではありませんが。ちなみに私は300円の小さな水晶の玉を買ってみました。もちろん、今のところ特に何も起きてはいませんが、もともとコレクション癖があるせいか単純に石の組成だとか、そのいわれには興味がわいてきましたね。まじない効果は関係なく、面白い世界かもしれません。

(のび@びた)

※この記事は2012年4月に取材・掲載した記事です

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