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どうなる2ch!権利対決勃発か

2014.04.07 MON

噂のネット事件簿


ジム氏の主張は2ちゃんねるのトップページにも掲載されている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
2月下旬から転載禁止騒動で話題となっている大手掲示板サイト・2ちゃんねる。この騒動は運営陣の変更から起こったと見られていたが、4月1日に2ちゃんねるの元管理人・ひろゆき氏が「サービスとドメインの違法な乗っ取りをされている」状態だ、という声明を発表し、波紋が広がっている。

この騒動の発端は、2014年2月19日、2ちゃんねるのサーバを管理する会社N.T. Technology会長のジム・ワトキンス氏が、「前の経営者は、2chの運営経費のための資金を十分な収入を獲得ことができなかったので、首にしました」(原文ママ)などという内容を掲示板に掲載したこと。これに対し、ひろゆき氏が反論した形だ。

ひろゆき氏の「昨今の2ちゃんねるの現状に関して。」と題した発表によると、そもそも2ちゃんねるサーバとドメインは、10年以上、「株式会社ゼロ」のレンタルサーバを月額2万ドルで借りてきたという。しかし2013年よりゼロが提携するN.T.Technologyの経営が不振であることから、サーバ代金に上乗せしてこれまで5000万円以上の送金を行っており、上記ジム氏の「資金不足」には当たらないと主張。にもかかわらず、N.T. Technologyが、

「2014年の2月19日に、レンタルサーバ会社側は、サーバのログインアカウントを変更して、2ちゃんねるの運営スタッフがサーバに入れないようにし、ドメインの登録名義を変更して、2ちゃんねるを乗っ取るという行為」

に出たのだというのだ。

ひろゆき氏は、「2ちゃんねるの諸権利は、西村博之ないしパケットモンスター社に帰属するものであり、株式会社ゼロ及び、NTテクノロジー社に権利を譲渡したことはありません」としたうえで、民事・刑事での対応を検討中とのこと。さらに新しい2ちゃんねるとして「2ch.sc」を立ち上げ、6日ごろのオープンする予定だという。発表が4月1日だったため、エイプリルフールの話題づくりとも思われたが、翌2日、ひろゆき氏はニコニコ生放送「ニコニコ超会議3のZUNビール味見会~今夜正式名称決定します~」に出演。そこで、「乗っ取りは事実」と明言した。

当の2ちゃんねるでは、“新”2ちゃんねるの「2ch.sc」について気になるというユーザーも多く、「2ch.scが公開されるとどうなるの?」というスレッドでは、

「まぁ居心地が良い所に居着くだけやしな」

と様子見の声が投稿されている。また、別スレッド「【sc.2ch】 お前らが「新2ちゃんねる」に期待していること。」でも、

「大規模規制が無い現状の2chの方が快適なんだが」
今の所、新しい方に移る理由が無い」
「勝算がある方がハッキリ分かるまでここでこの争いを見守ろうと思う」

という声のほか、「内部のごたごたはユーザーからすりゃどうでも良い話」など、冷静な意見が多い。

4月3日になり、ジム氏は、2ちゃんねるのスレッドにメッセージを公開した。氏によれば、現在「2ch.net」というドメインは自身の保有するレースクイーン社が所有者として登録されており、レースクイーン社による「2ch.net」の管理運営には違法性がないと主張。「法的対応を検討せざるをえません」と、ひろゆき氏と真っ向勝負の構えだ。「2ちゃんねる騒動」はまだまだ終わりそうにない。

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