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消せるボールペン悪用にお手上げ?

2014.04.11 FRI

噂のネット事件簿


製品に罪はないものの、珍騒動の主役となっている「消える筆記用具 フリクション」。パイロット社によれば、「ある研究者が一夜にして紅葉に変わる魔術のような自然の力をビーカーの中で再現したいと考えたこと」から開発されたそう ※この画像はサイトのスクリーンショットです
クレジットカードの署名などで用いられるボールペンは、「消えない(=消せない)」のが存在意義の1つ。ところが「消せるボールペン」を使って不正を働く公務員の存在が報じられ、物議を醸している。

4月8日付けの読売新聞は、「『消せるボールペン』で勤務水増し…痕跡残らず」という記事を報じた。これは昨年9月、茨城県土浦市の消防本部職員の男性が、時間外勤務手当を不正受給したことを報じたもので、記事の見出しどおり「消せるボールペン」を利用した事件だ。男性は、「消せるボールペン」で勤務管理表を書いて決済を受け、その後書き換えて勤務時間を水増ししたという。

開発元のパイロット社によれば、「消せるボールペン」は「温度変化によりインキを無色にする新開発の『フリクションインキ』を搭載」したもので、30年以上の研究を経て開発に成功したという逸品。何度でも書き消しが可能な同社の商品には、「証書類・宛名書きには使用できません」という注意書きが添えられている。

しかしボールペンで記入する相手に対し、いちいちそれが「消せるボールペン」か否かを確認するのは、非現実的。それゆえこのニュースを見たツイッターユーザーからは、

「契約とかも気をつけなくちゃなー」
「まあ、こういう人、出てくるだろうね」
「いろんなアレなことに使えそうな」
「いやこんなん製品化した時からわかってたことやろ」

と、不正な事案への使用は想定されたことでは?との声が登場している。また、多くのツイッターユーザーからは、

「注意書きにもあるはずなんだけど、氷点下10度以下で痕跡が見えることもあるんですが。知らんか?」
「消せるボールペンは消しても冷やせば消した字が現れる、と聞いたことがあるんだが。。。」(原文ママ)

といった指摘もされているが、そうまでして検証するのはいよいよ非現実的。「消せるボールペン問題」は、今のところ抜本的な解決策が見えていない状況が続いている。

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