「姉に似ている」は女装あるある!?

女装メイクでナチュラル女子化計画

2014.05.29 THU


カメラマンは、女装した男性の写真を撮るのが趣味だという立花さん。「ホント、キレイ~」という言葉に乗せられて、ほほえんだところをパシャリ
以前R25の取材で女装を経験してから、「その道」に開眼した筆者。「取材」を理由にまた女装できないかなぁ…と思っていたら、編集部から「女装メイク講座を取材して」というオーダーが。まさに渡りに船。早速取材しましょ♪

講座は、女装した男性、“男の娘(こ)”が店員を務める「男の娘カフェ&バー NEW TYPE」が開催している「男のメイク講座 NTメイクレクチャークラブ」。迎えてくれたのは、スタッフのちあきさん。

「女装好きな人のなかには、不自然なメイクの“男の娘”が多いんです。メイクは自己流で、教わる人がいない。メイク本を見ても、肝心なコツが書かれてないので分からない。そんな“迷える子羊”のための講座です」

講座は、ベースメイク、アイメイクなどのテーマごとに、それぞれ2時間、現在、全5コースで7講座あるという。生徒の割合は20代が約2割、30代が約6割、40代が約2割で、今までに50人以上の男性が受講している。費用は入会金が2万2575円、1講座の受講料が1万円、月会費1575円。

「高いと思われる人もいるでしょうが、一般的な女性向けメイク教室の相場の半額くらいです。女性が10年以上かけて身に付けたメイクのノウハウに加え、『男性でも、自然な女性のように見えるメイクができるようになるコツ』を一通り教われるのは、貴重だと思います。また講座を通して仲間が見つかるので、受講生はメリットを感じてくれているようですね」

今回の取材では、テレビのタレント女装企画でも引っ張りだこのメイクアップアーティスト・立花奈央子さんに、特別にメイクをお願いしつつ、コツを聞いた。

「まず女性のメイクと大きく違う点は、『女性は足し算、男性は引き算』だということ。女性は一般的に顔の彫りが浅めなので、目鼻立ちを強調していきます。一方男性は、目鼻立ちがはっきりした人が多く、その彫りの深さを隠していくことで女性の顔に近づけていきます」

なるほど。まずはベースメイクを丹念に。塗られてみると「厚塗りでは?」と思うくらいだが、実際はそうでもないという。

「男性の場合、女性ほど肌がキレイではなくシミや皮脂なども多く、またヒゲ跡も目立つため、ベースメイクが肝心なんです」

その後、目にアイラインを引き、つけまつげをつける。チークだけ自分でトライ。道具の持ち方をレクチャーしてもらったら、キレイに頬が染まった。口紅を引いてもらい、メイクは完成。最後に、特別に用意してもらったロングのウィッグを装着。

マスカラで目がパッチリしてる! 思ったほど厚塗りには見えない! さすが先生! うん。こんな女子、いるかも。…と思ったら、筆者の姉に似ているような。

「あ、メイクした男性の約9割はお母さんや姉妹に似ている、って言いますよ」

と先生。女装メイクあるあるなのね、コレ。先生のアドバイスによれば、「理想の女性の顔ではなく、自分と似ている女性の顔を目指す」ことが、メイク上達の秘訣とか。読者諸君も、講座のドアをノックしてみてはいかが?
(伊藤 裕(子)/GRINGO&Co.)

※この記事は2013年5月に取材・掲載した記事です

  • 実際の講座では先生が受講生に直接メイクをすることはないのだが、今回は特別。少しずつ、“女”になっていく
  • 「濃すぎないように」とコツを教えてもらい、チークにトライ。大きめのブラシを使ったほうが自然な仕上がりになるそう

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