爽やかメンズのニオイ対策本部

生理的にムリの秘密はニオイにあり!

2014.04.24 THU

爽やかメンズのニオイ対策本部


特に20代の女性は、男性に生理的な嫌悪感を抱く原因について「ニオイ」と答えた人が多く、87%にも上った。ちなみに、思春期の女子の多くは、父親のニオイに生理的な嫌悪感を抱く、といわれているが、これは、“HLA抗原”の型が近いことが理由のひとつと考えられている ※20~39歳の女性200人へのインターネット調査による(2014年3月/R25調べ)

ニオイは脳に直接届く。生理的にムリの秘密に迫る



しかし、一方でちょっと気になる結果も。女性に「男性に対して生理的な嫌悪感を抱く理由」を尋ねたところ、なんと、「声・話し方」は57%に、「顔」は46%に激減。トップはダントツで「ニオイ」、なんと、82%の女性が、「生理的な嫌悪感はニオイに由来する」と答えたのだ。

ちなみに、男性にも同じ質問をしたところ、やはりトップは「ニオイ」で71.5%。女性より少ない割合とはいえ、やはり高い数字だ。横浜市立大学客員准教授で脳科学者の中野信子先生によると、“生理的にムリ”とニオイが関係する秘密は、脳の作りにあるという。

「ニオイは、ニオイを発する物質の分子が、鼻の奥にある嗅覚受容体に入り込むことで検知されます。検知されると電気信号に変換されて、脳のなかでも古い部位にあたる“大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)”に直接送られます。この“大脳辺縁系”は、好き嫌いを判断する場所でもあり、動物的な欲求や情緒と深く関係する場所でもあります。だから、嫌なニオイに関しては、生理的にムリという感情を抱くのでしょう」

なるほど。しかし、アンケート結果を見ると、男性よりも女性の方がニオイに敏感なような…。これってなにか理由があるのだろうか。

「健康な妊娠のためといわれています。人間には、“HLA抗原”と呼ばれる免疫に関する遺伝子があります。“HLA抗原”は白血球の型を決定するもので、より強い免疫システムを持った子孫を残すためには、できるだけ異なった遺伝子型を選ぶ必要があります。この“HLA抗原”の遺伝子は第六染色体上にあり、ここには嗅覚を決定する遺伝子も存在するので、女性はニオイで“HLA抗原”の型を嗅ぎわけているのではないかといわれています」

さすがに、遺伝子レベルでニオイを操作するのは不可能。では、いったい、どんなニオイなら、女性に好まれるんでしょうか? 僕、爽やかメンズになりたいんです。
ニオイと記憶が密接に関係しているのは、記憶を司る海馬がニオイ情報を処理する“大脳辺縁系”にあるから。初対面でいい香りがすると、以降、その記憶からポジティブな印象が残るかも。ただし、初対面で臭いと思われたら、相手に「汗臭い人」といったネガティブな記憶が刻まれることも
「ニオイの好き嫌いは体験や記憶によるところも大きいので、一概には言えません。ただ、清潔にしておくことはとても重要です。女性は体臭から、その男性が清潔かどうか、すなわち免疫力そのものが高いかどうかを判断して、自身にとってできるだけ安全な妊娠・子育てができるように本能的に相手を見分けています。不潔だと妊娠中も子育て中も感染症などのリスクが高まりますからね」

ちなみに、すでにニオイが言葉と結びついて記憶されているもの、例えば「タバコ臭い」とか「汗臭い」といった言語化されたニオイは、より記憶に残りやすいのだとか。気をつけなきゃ。

「脳の構造からいっても、相手の好みについて、女性は男性ほど視覚に頼って判断をしていません。むしろ、ニオイに気をつけるのが大事なポイントだと思います」と中野先生。爽やかな印象を与えるのは、「ルックス」よりも「ニオイケア」が肝心。なんだか希望が湧いてきたかも!
※20~39歳の女性200人へのインターネット調査による(2014年3月/R25調べ)

取材協力・関連リンク

注目記事ピックアップ

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト