ネット界の“旬”なニュースをお届け!

高校生 スマホ利用、2.5時間超

2014.05.20 TUE

噂のネット事件簿


9割近くがソーシャルメディアを利用し、スマホ/フィーチャーフォンで1日平均2時間半以上ネットに触れる現代の高校生たち
総務省は5月14日、「高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査」の結果を発表。高校生のスマートフォン(以下、スマホ)やネットへの依存の実態が明らかになった。

この調査は、今年1月、日本の高校生のなかで最もネット利用が進んでいると考えられる、東京都内の都立高校の生徒約1万5000人を対象に行われた。全体で見ると、スマホ利用率は84.5%で、ネット利用時間はパソコンが40.0分、スマホ/フィーチャーフォンが161.9分、タブレットが13.6分。ソーシャルメディアの利用率は91.0%で、利用率が高いものから「LINE」(85.5%)、「ツイッター」(66.9%)、「フェイスブック」(24.3%)となっている。

高校生たちはスマホによるネット利用の弊害を認識している状況も、調査結果からはうかがわれる。「スマートフォン利用開始により減った時間」という質問では、40.7%が「睡眠時間」、34.1%が「勉強時間」と答えており、「ひまさえあれば、スマートフォンでネットを利用している」は42.6%に達する。

さらに調査では、

「気がつくと、思っていたより長い時間ネットをしていることがある」
「ネットが原因で、勉強の能率に悪影響が出る」
「誰かと外出するより、ネットを利用することを選ぶことがある」

など、合計20の質問により「ネット依存傾向の診断尺度」を確認する質問が与えられ、ネット依存傾向が高・中・低の3タイプに分類されているが、このうち、「ネット依存度高」と分類されたのは4.6%。「高」と分類された生徒に限ると、ネット利用時間はパソコンが91.9分、スマホ/フィーチャーフォンが262.8分、タブレットが25.5分に跳ね上がる。

調査では、「『高』に分類された者は、ネットの活用度が高いとは言えるものの、必ずしもいわゆる『ネット依存』として医学的な治療が必要な者とは限らない」との但し書きが添えられているが、「高」の生徒の71.1%は「自分はネット依存だと思う」と答えている。罪悪感を抱えながらもネットに時間を費やしてしまう高校生もいることが、数字から明らかになっている。

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト