「『プリントあげて下さい』は、提出して下さい」etc.

「#◯県あるある」から見る県民性

2014.06.25 WED


沖縄では、なーべーらーと呼ばれるへちまの料理 イチロー / PIXTA(pixta.jp)
ツイッターを利用している方は、よく見かけるであろうハッシュタグ「#◯◯あるある」。タグ付けされたツイートは、Togetterなどのツイートまとめサイトで人気を集めている。そのなかでも、ツイート数が多いのは「#SEあるある」や「#デザイナーあるある」といった「職業自虐系あるある」だ。そして、県や地域のあるあるネタも人気がある。地域性や県民性をテーマにしたテレビ番組も人気だが、ツイッター上ではテレビよりもマニアックなネタが飛び交っている。「Togetter」で人気の“県民性”あるあるネタを紹介しよう。

まず、まとめ数が多かったのは、「#北海道あるある」。ひとつのまとめに収まらず、北海道全体で第4弾まで作成されている。投稿は、「冬の公園は遊具がロープで縛られて使用禁止な上に雪捨て場」「玄関の前に扉→玄関の扉→玄関の中に扉、多い所は更にもう一つ扉がある」といった雪国ならではの内容が目立った。

さらに道東、知床、根室、稚内、函館と地域ごとのまとめも作成されている。北海道の広さを考えれば、道内でも地域による違いが生まれるのは当然といえば当然だろう。それぞれの地域の投稿をみてみると、函館「札幌なんて近いでしょと言われてブチ切れる」知床「#北海道あるある は札幌の話です(笑)」など、札幌以外の地域からは札幌を意識した内容が多い。また、「北海道は、道央・道北・道東・道南それぞれ常識が違う」という投稿に象徴されるように、微妙な地域性の違いに驚きつつも、交流を楽しんでいる様子も見られる。

一方、方言に関するツイートが多く見られたのは、群馬、栃木、茨城の北関東3県。群馬「『あーね』を方言だと思ってない人が多い」、栃木「県外にでて、はじめてなまっていることに気づく」、茨城「『プリントあげて下さい』は、提出して下さいの意。東京の子に言ったら物理的に上げられた」など、東京に近いこともあり、方言を意識することが多いようだ。また、群馬「栃木には圧勝。茨城には辛勝。埼玉も熊谷、深谷本庄あたりの北部にならなんとか勝ってる。と思いたい」など、北関東3県内でのライバル意識をむき出しにした投稿も見受けられた。

さて、これらをさしおき、Togetterで4万8000以上と多数のアクセスを集めていたのは、沖縄。「台風慣れしてる」「内地でへちまは食べ物だと主張しても信じてもらえない」など、独特の風土風習が分かるコメントに加え、「待ち合わせしてから、どこの店に行くか決める。ヤバい時は、待ち合わせしてから“何するか決める”。そして、待ち合わせの時間に“準備し始めるヤツが八割”」といったように、のんびりした県民性についての投稿も人気の秘密のようだ。

同郷同士が集まれば、必ず盛り上がる「県民あるあるネタ」。Twitter検索などで、故郷の“あるある”を調べてみてはいかがだろうか。地元の意外な“県民性”が見つかり、大興奮となるかもしれない。
(佐伯望)

※この記事は2012年6月に取材・掲載した記事です

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