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残業代、「貰えるだけマシ」多数?

2014.05.27 TUE

噂のネット事件簿


残業しなければならない業務量なのに残業代は出ず、しかも上司には「残業するな」と言われる…という悩みを抱える人も
安倍政権が、年収1000万円以上の所得者を対象に「働いた時間にかかわらず、賃金が一定」とする働き方を検討しているという。これは日本版ホワイトカラー・エグゼンプション(日本型新裁量労働制)、いわゆる「残業代ゼロ法案」と呼ばれ、賛否両論を巻き起こしている。それに対し、5月22日、人事コンサルタントの城 繁幸氏が、「残業の持つ副作用」をまとめた「残業手当をいっぱい支給された時に読む話」という記事を公開。同日Yahoo! トップページに「残業が危険な4つの理由」として取り上げられ、大きな反響を呼んだ。

城氏は、「残業が危険な4つの理由」として、

1. 残業は達成感を与えてくれる
2. 残業は免罪符を与えてくれる
3. 残業は主導権を与えてくれる
4. 残業は裏切らない

を挙げる。

つまり残業は、「それ自体が一定の達成感、充実感を与えてくれ、ある程度イニシアチブをもって活用でき、しかも報酬までセットになってついてくる優れもの」だが、城氏は、

「それで本当に自分の望むキャリアを身に着けることが出来るでしょうか。『寝てないからつれーわー』と言い続けて、周囲から尊敬されるビジネスパーソンになれるでしょうか?家庭や恋人をおざなりにして、幸せな人生を送れるのでしょうか?」

と疑問を投げかけたのだ。これに対し、ツイッター上には、

「いやはやいちいちごもっとも」
「めっちゃ共感できる」
「こういう人いるわーw」

と共感し、「残業はないに越したことはないと思うのです」と納得する声が多数あった。その一方で、

「そもそも残業手当がちゃんと支給される地点で恵まれてる…」
「…ろくに今の企業は残業代なんか払わないのが実態です」
「いや、達成感云々ではなく単純に要求される業務量過多で残業せざるを得ない場合が大半じゃね?ってのと身近で残業代支払われてる正社員いないぜ?ていう」(以上すべて原文ママ)

など、自分の意思にかかわらず残業があり、さらに残業代も支払われない実情を訴える意見も少なくなかった。そもそも城氏は「残業手当をいっぱい支給された時」という前提条件を設けているのだが、ついつい「残業代をもらえる状況」をうらやましく思った人は多かったようだ。

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