カネもないし、性格に難があるから?

「彼女諦め男子」50%超のホンネ

2014.06.05 THU


様々な理由から、とにかく「自己評価が低い」ことがうかがえる「彼女諦め男子」。思い当たるフシのある人も多いのでは… イラスト/タナカケンイチ
恋愛に消極的な男性が多いと言われて久しいが、最近では「彼女を作ることを諦めている」と公言する男性も増えてきたような…。彼女がいない20~30代の男性200人にアンケート調査を行ったところ、51.5%が「彼女を作るのは無理、となかば諦めている」と回答。さらに、「この先も彼女ができないんじゃないかと思う」男性は59.0%に及び、悲観的な様子が見て取れる。

その理由として最も多いのは「収入が低く、金銭的余裕がないから」(45.0%)という切ないものだったが、「自分の性格に問題があると思うから」(38.3%)、「容姿が人並み以下だと思うから」(29.2%)などネガティブな回答も多かった。この自信のなさはどこからくるの? 武蔵大学で「男性学」を教える田中俊之先生にうかがった。

「70年代まで、恋愛は結婚の準備段階と捉えられ、社会的に重きをおかれていませんでした。しかし90年代以降は、マニュアル本の登場やデートスポットの増加などにより“結婚とは別に楽しむモノ”として定着。恋愛の価値が上がったことにより『性格や容姿がよくないと満足させられないのでは』と不安になる人が増えたのではないでしょうか」

なるほど。でも、90年代は今よりガツガツしている人が多かったイメージがある。近年はなぜ諦めモードに?

「“草食系男子”などの概念が普及し、恋愛に積極的ではないと主張しやすくなったことが背景にあるのでは。私の授業でも『僕は草食系だ』と言う男子学生が増えましたね。20年前であれば、思っていても公言できなかったでしょう」

彼女はいらない、無理に恋愛しようと思わない―などと言いやすくなったことで、“諦めやすくなった”という側面も。生きやすい時代になったともいえるけど、女子としては、ちょっともったいない気がします…。
(西田友紀/blueprint)


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト