薬味にも料理にもドリンクにも…

知られざるしょうがのパワー!

2014.07.05 SAT


撮影/村山史典
鮮魚の薬味に、カレーの隠し味に、アイスクリームやお菓子にまで使われるしょうが。食材としては地味ながら、じつは相当な実力の持ち主だと聞いた。しょうがを使った様々なレシピを紹介する『いいことずくめのしょうが ねぎ』(角川SSCムック)編集長の大矢麻利子さんは言う。

「基本は薬味ですが、料理やドリンクにも幅広く使えます。なかでも注目すべきは万病の元となる冷えを防ぐ効能。女性のみならず、メタボ予備軍の男性にとっても欠かせない食材です」(大矢さん)

同書によれば、しょうがの薬効成分は400種以上。「免疫力アップ」「血行促進」「疲労回復」「せき、鼻づまりの緩和」などの効能があり、その実力は医療用漢方薬の7割以上に使われているほどだ。

「皮のすぐ下に栄養の7割近くが詰まっているので、皮ごとすりおろすのがオススメ。また、辛みの薬効成分ジンゲロールは空気に触れて3分で減り始めるため、切ってすぐに食べるのがポイントです」(同)

いずれにせよ、薬効食材オリンピックがあれば完全に金メダル級の選手である。こうなると、その実力を実際に舌で体感したい。訪れたのは新百合ヶ丘駅前にあるしょうが料理専門店「しょうが」。オーナーの森島土紀子さんは、しょうが好きが高じて17年前にこの店をオープンさせた。

「これまでに開発したしょうがメニューの数?1日ごとに増えていくから数え切れません(笑)。私にとってしょうがは生活の大切な隠し味です」(森島さん)

さっそくオススメのしょうが尽くしメニューを食べさせてもらったところ(写真参照)、これがじつにうまい。ありがたい効能の数々を思いつつ、食べ始めて数分後に体がポカポカと温まるのがわかった。

「食べてすぐに効果が体感できるのも、しょうがの特徴ですね」(同)

感動しつつ、金メダル授与! しょうがさん、あなたの実力はよーくわかりました。

※この記事は2011年12月に取材・掲載した記事です

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