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五反田駅で殺人 ネットでデマ拡散?

2014.07.02 WED

噂のネット事件簿


オフィスビルや大学、高級住宅地、歓楽街が混在する五反田。JR、東急、都営地下鉄の3線が乗り入れる、城南地区の交通の要衝となっている
6月30日の朝、ツイッター上に「五反田駅が封鎖されている」という実況報告が次々と登場。これが伝言ゲームのごとく殺人事件へとすり替わる、噂の拡散が発生している。

30日の午前7時頃、ツイッター上に、

「五反田駅、歩道橋の二階、レミィから東急の改札口まで封鎖。警察の現場検証中。何か事件があったんだな」
「五反田駅の東急線側出入口は傷害事件の為、閉鎖とのこと」

といったツイートが相次いで登場した。なかには画像を投稿している人もおり、非常線が張られていたり、複数の警察官が集まっていたりする写真、「封鎖中」との看板を撮影したものなどが存在。五反田駅の一部の改札口が、ある時間帯に封鎖されていたようだ。

しかしツイッター上には、徐々に怪しげな情報が飛び交い始める。8時台には「血だまりを見た」という報告が登場し、昼すぎには、

「血の海だったらしい」
「今朝、近くで人が刺される事件があったらしいです…」

と、話はどんどん拡大。そして、

「今朝、 五反田駅で殺傷事件? があったみたいですねぇ」
「今朝の五反田駅の改札封鎖殺人事件だったってまじかよ」

と、事件は殺人事件にまで発展。さらにそのことが一向にニュースサイトなどで報じられないことから、

「なぜマスコミは報道しない???」
「大手メディアが報じていないっぽいんだけど、ひょっとしてこれも集団的自衛権がらみだったりしないか」

などといった陰謀論も飛び交っている。

ツイッターの書き込みを見ると、現場が封鎖されていたことは間違いなく事実で、そこで傷害事件が発生したことや、血だまりがあった可能性は否定できない。しかし、東急五反田駅に問い合わせたところ、「ネットに載ってるみたいですね。(何が起きたかは)分からないです」と、事件の存在すら把握しておらず、駅構内での殺人事件が、1日以上経ってもまったく報道されないというのも非現実的。

ということは、「メディアが報じない」のではなく、メディアが報じるほどではない事件が発生し、憶測が積み重なってツイッター上で拡散した、と考えられそうだ。

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