空を飛ぶ夢をあきらめられないキミへ…

飛行機&ヘリ操縦免許の取得費用は

2014.08.23 SAT


ちなみに、海外で取ったヘリコプターの免許を書き換えても、海外用免許と日本用免許の2種類を持てることになる 画像提供/日本フライトセーフティ
「将来は、飛行機を操縦して空を飛びたい!」。そんな夢を持っていた人も少なくないはずだ。ならば心機一転、大人になった今からでも空の仕事に就ける方法はないものか?

そこで見つけたのが、日本で唯一の公立エアラインパイロット養成機関である、独立行政法人・航空大学校だ。ここは全寮制のパイロット養成機関で、受験資格は短期大学卒、専門学校卒、または大学教養課程(2年)修得以上。訓練期間は約2年、学費は年間130万~140万円(寮代は別途)だという。これはビジネスマンにもチャンスアリか? まずは、訓練の内容を航空大学校の梅村行男教頭に聞いた。

「入学後は、宮崎キャンパスで5カ月間、飛行機に関する基礎知識を勉強します。次の6カ月間は、帯広キャンパスで自家用ライセンス相当のフライトテクニックをマスター。その後、再び宮崎キャンパスで6カ月間、事業用操縦士としてのテクニックを磨き、仙台キャンパスで7カ月間、実際の旅客機に近い運航形態での訓練を受けて卒業へ。実施訓練が始まってもからもレベルに応じた学科授業があり、英語や体育の授業も2年間を通して行われます」

在学中にすべての資格試験に合格すれば、無事にプロライセンスを獲得。卒業生のほとんどはエアラインパイロットとなり、就職率は9割を超えるんだとか。学生には、元ビジネスマンもいるの?

「元航空機客室乗務員や元新幹線の運転手、元栄養士の学生もいますよ。ただし、長く働いてもらえるよう、受験できる年齢は25歳未満に設定しています。ビジネスマンにとっては狭き門かもしれません」

遠い空を目指すなら、若いうちから、と…。でも、簡単に夢はあきらめられない! 今度はヘリコプターパイロットの資格事情を調べるべく、日本フライトセーフティの吉水由美さんの元へ。なんでも、ヘリコプターパイロットは、年齢制限がないとのこと。

「プロとして働くための事業用ライセンスは、『国内で訓練するコース』と『海外で訓練してから、さらに国内で訓練を積むコース』の2通りがあります。前者なら、期間は週3~4日通って2年ほど、価格は1900万円程度。後者は、3カ月間の海外訓練に加え、国内で週5日通って10カ月程度の訓練を積むもので、価格は1350万円程度です」

うひゃー、お高い! プロのヘリ操縦士になる前に貯金が底をつくよ…。じゃあ、趣味の範囲でヘリコプターを乗り回すなら?

「自家用のライセンスも国内外のコースがあり、相場は国内なら期間は週3~4日通って1~2年、価格は600万~900万円程度。海外なら2カ月半で300万円程度です。海外で取ったライセンスは、帰国後に国内ライセンスに書き換える必要があります」

おお、海外コースならどうにか手が届きそう。もし転職などの機会があれば、旅行がてら割安な海外コースに参加するのもいいかも…!? 空を飛ぶ夢をどうにか叶えたいキミ、ご参考にどうぞ!
(有馬ゆえ)

※この記事は2013年8月に取材・掲載した記事です

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