日本だけじゃない!イギリスでも横行する

「受信料不払い」凄すぎる言い訳

2014.08.24 SUN


NHK受信料は地上契約だと年1万3600円、衛星契約(地上契約含む)だと年2万4090円(いずれも12カ月前払いで口座引き落とし・クレジットカード払いの場合) ※この画像はサイトのスクリーンショットです
「テレビを置いていたら、契約書を交わしていなくても裁判所の判決で受信契約が成立する」--今年6月、受信料不払いを巡る裁判で、神奈川地裁がそんな判断を示した。NHKを観ようが観まいが、テレビがあったら受信料を払わなければならない。何かと評判の悪い制度だが、改めてそのルールに“お墨付き”がついた形だ。

だが、平成24年度末の「受信料世帯支払率」は73.4%。4世帯に1世帯は受信料を払っていないわけで、不公平さを感じる人も少なくないだろう。放置すれば、さらなる「受信料不払い」を招きかねず、NHKと「不払い世帯」のバトルは今後も続きそうだ。

こうしたバトルは海の向こうでも起きている。たとえばイギリス。

イギリスでテレビを観るには「受信許可証」なるライセンスが必要だが、その取得費用を回避しようとする人が、現地でも話題になっている 以下に挙げるのは、「digital spy」で紹介されていた言い訳の数々だ。

○うちのコーギーは女王陛下の飼い犬と親戚だから、支払いを免除してもらえると思っていた。
○オレのテレビは盗品だぜ。つまりオレのものじゃない。なんで他人のために金を払わなきゃならんのだ?
○テレビを観ているのは3歳の息子だけです。私じゃなくてあの子からもらいなさいよ。
○(自称)余命半年のオレに1年分の視聴料を払えと言うのかい?
○最近痩せちゃって新しい服を買わなきゃ…だから、そんなことに払うお金なんてどこにもないの。

いずれも無茶苦茶な“言い訳”ばかり。テレビライセンス管理局広報担当スティーブン・ファーマーさんは、BBCのインタビューにこうコメントしている。

「あまりにひどい理由が多くて楽しくなってきますが、許可なくテレビを視聴するのは立派な犯罪。最高で1000ポンド(約15万円)の罰金が科せられる可能性があります。その点をしっかり理解していただきたいですね」

ライセンス料は、「カラーテレビ」だと年145ポンド(約2万円)。「白黒テレビ」だとぐっとお安くなって45ポンド(約6800円)。いまだに1万3000もの世帯で白黒テレビが見られているのは、そのあたりに理由がありそうだ。

ちなみに、ライセンス料はテレビやビデオデッキを買う際、一緒に支払うシステムになっている。ならば“言い訳”の主たちはなぜ許可証を持たずにテレビを観られていたのか?というと、前の住人がテレビを残していった部屋に引っ越したため。

その場合、ライセンス料は自分で支払う必要があるのだが、当然のことながら(?)わざわざそんなことをしない住民も少なくない。結果として、イギリス国内の違法視聴者は40万人にも上るという。

受信料をめぐる熱いバトル。果たして日本ではどんな“言い訳”が繰り広げられているのだろうか?
(筒井健二)

※この記事は2013年8月に取材・掲載した記事です

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