日本1周ご当地不思議巡り/第17回

マヨラー数No.1を誇る県は●●県

2014.08.26 TUE


「キャベツの千切りにかける調味料は醤油派orソース派?」「目玉焼きにかける調味料は醤油派or塩派?」みなさんも一度はこのような議論をしたことがあるかもしれませんが、食卓でよく使われる調味料には地域性が表れがちなもの。今回私たちが訪れた福島県では、ある調味料が目立って多く使われていました。冷やし中華に唐揚げ、菜っ葉のおひたしにもかける“それ”って何だと思いますか?

答えは「マヨネーズ」。

データで見ても、それは明白です。以下、「平成21年地域,品目別1世帯当たり1か月間の支出」(二人以上のうち勤労者世帯)による福島県の各調味料の全国順位です。

マヨネーズ・マヨネーズ風調味料…1位
ソーズ・ケチャップ      …45位
ドレッシング         …25位
醤油             …24位

なぜこんなにもマヨネーズにお金をかけているのでしょう? 福島県人は値段の高いマヨネーズを使っているから、とも考えづらいですよね。単純に「使用量が多い」ってことだと思いますが、県民に聞き込み調査をしてみても、「マヨネーズをたくさん使っている」という自覚はあまりないよう。ただ、「マヨネーズが好き」と答える人は確かに多い。

たとえば「冷やし中華」に関して、彼らは口を揃えて「え? 冷やし中華にマヨネーズって常識じゃないんですか?」と言います。

調べてみると、冷やし中華にマヨネーズをかける食文化は名古屋発祥という説を発見。それが全国に広がり(他の地域ではあまり浸透しなかったものの)、なぜか福島では定着した、というのです。福島県民にマヨネーズ好きが多かったから、と解釈できなくもありませんが、それだけでは理由としてちょっと弱いですよね。

さらに調査を進めると、福島県民のマヨネーズ好きについて、某テレビ番組が、「江戸時代に、二宮尊徳が各家庭で調味料を作ることを奨励した影響」という説を紹介していましたが、個人的にはいまひとつ納得いかず…。

ということで、この謎について福島県の消費生活センターとキユーピーにも電話取材を行ったものの、明確な回答は得られないまま。福島県民のマヨネーズ好きの謎は深まるばかりです。どなたかこの理由をご存じないですか!?
(長谷川浩史/梨紗)

※この記事は2012年8月に取材・掲載した記事です

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