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つぶやきは景気指標になるのか?

2014.08.06 WED

噂のネット事件簿


人々の行動傾向をあらわすものとして注目される「つぶやき」 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
共同通信が、内閣府が新たな景気判断の指標として「ビッグデータ」を活用する方針を固めたと報じ、ネットユーザーの間で話題となっている。

ビッグデータとは、インターネット上などに蓄積された大容量データのこと。毎月景気の動向を発表している内閣府では、2014年度の「優先課題」として、“ビッグデータを活用する新しい景気動向の把握手法の開発”を挙げている。共同通信によると、今後商品やサービスについてのネット上での検索状況や、ツイッター投稿からリアルタイムの消費動向を分析するという。

ツイッターには、

「こういう記事を読んでいると、どういう手法なり因子なりで分析したかが抜けていて、『ビッグデータ』という言葉が先行し過ぎていることに違和感を覚える」
「表面的な技術が使われないことを祈る」
「ダメだこりゃ、ツイッター分析して景気判断出来ると思ってる時点で、内閣終わってる」
「意図的に都合の良いデータを抜き出して集計するだけだろうな。意味ある指標にはなるまい」
「Twitterのつぶやきを参照するとか、すごく偏ったデータになりそう」

など、疑問に持つ声が多く投稿されている。

景気動向をはかるビッグデータの活用といえば、2013年にYahoo! JAPANが、景気の「今」を把握するべく、内閣府が発表している「景気動向一致指数」と「Yahoo!検索」の検索キーワードから「Yahoo! JAPAN景気指標」を導き出す試みを行ったことがある。

しかし、「景気動向一致指数」が過去にさかのぼって頻繁に改訂されることから、「Yahoo! JAPAN景気指標」の算出も困難に直面した。そこで2014年3月、同社ビッグデータレポートチームは、「内閣府が発表する景気動向一致指数ではない、新たな景気に関する指標を対象に分析を進める」こととした。

ビッグデータを景気分析に利用するにはまだまだ課題が多そうだが、内閣府がどのような手法で「つぶやき」を活用するか、注目したい。

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