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テレビはネットのネタ提供装置?

2014.08.08 FRI

噂のネット事件簿


テレビで気になった番組や情報は、ネットで検索する時代 画像提供/Graphs / PIXTA(ピクスタ)
8月4日、博報堂DYメディアパートナーズのメディア環境研究所が、「テレビ視聴実態調査2014」を発表。テレビとネットの強い関係性が明らかになり、ネットユーザーからの関心を集めている。

調査対象は、首都圏(東京・千葉・埼玉・神奈川)に住む15歳から69歳の男女 1200人。テレビを見る視聴態度や、スマートフォン・タブレットPCなどとの関わり、テレビ番組を知るきっかけ、番組内容のソーシャルメディアでの共有状況に関する意識や実態についてリサーチしている。

「視聴きっかけ」の項目では、番組内宣伝や番組表以外に、

●WEBニュースがきっかけでテレビ番組を見ることがある(55.7%)
●ソーシャルメディアがきっかけでテレビ番組を見ることがある(29.9%)

と、ネットがきっかけでテレビ番組を見る傾向があると明らかになった。

また、「マルチデバイス」という点では、

●テレビを見ながら携帯電話・スマホを触っていることがある(62.2%)
●テレビを見ながら、パソコンを触っていることがある(60.4%)

と、テレビを見ながら、何かしらの情報端末をいじっている人が6割にのぼることが分かる。

そして「共有」面では、

●気になった番組は、テレビ局の公式HPを見ることがある(46.4%)
●知らないタレントがTV出演していると、ネットで検索する(38.1%)

と、情報をネット上で把握する人が4割前後にのぼるほか、

●友人とSNSやLINEなどで会話しながらテレビを見る(25.9%)
●Twitterでつぶやきながら、テレビを見ることがある(18.9%)

など、SNSを活用しながらテレビを見ている人も2割前後いることが分かった。

これらの結果に対し、ツイッター上には、

「もうテレビは『リアルタイムでソーシャルのネタを提供する機械』。まあ、こちらも過渡期ではあるようだが」
「今やテレビ視聴はネットがかなり支えている。共時性を体験できるソーシャルメディアがテレビ。だから毎回『天空の城ラピュタ』が放映されるたびに、人々は『バルス!』とネットでつぶやくのだ」

などの分析が投稿されている。ネットユーザーたちにとって、テレビ番組が離れた場にいながら多くの人と繋がるための“ネタ収集の場“という位置づけなら、“若者のテレビ離れ”とはよく言われるものの、コミュニケーションツールとしてのテレビの役割はまだまだ健在のようだ。

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