年を重ねていけば、みんなハッピーになれるかも…

「朝型人間」は「夜型」より幸せ?

2014.09.23 TUE


深夜まで飲み明かして、翌朝後悔…という経験は若手サラリーマンなら誰しも一度や二度は経験があるだろう。朝型になろうと思っても、深夜の誘惑には抗しがたい魅力が… photosister / PIXTA(ピクスタ)
「生活リズム」について話題にするとき、よく「朝型人間」「夜型人間」なんて言い方をすることがありますよね。あなたはどちらでしょうか?

若い世代の場合、往々にして「夜型」になりがちなもの。頭では「朝型のほうがいいんだよな」と思いつつも――成功した経営者はたいてい「朝型」を推奨しますから――つい夜更かしをして翌朝後悔する、なんて人も少なくないでしょう。

そんな夜型人間にとって、またまた都合の悪いトピックが、先日、トロント大学から発表されました。同大学の最新調査によれば、朝型人間のほうがポジティブで幸せだというのです。

この調査は、17~38歳の435人のグループと、59~79歳の297人のグループを対象に「感情の状態」「どのくらい健康か」「1日のどの時間帯が好きか」などについて質問したもの。

その結果、(1)朝型人間のほうがポジティブな人が多いこと、(2)若者には朝型が少ないこと、(3)従って高齢者グループのほうがポジティブな人が多いこと、が明らかになったそうです。

トロント大はその理由について、夜型人間は「ソーシャル・ジェット・ラグ(社会的時差ボケ)」にかかりやすいからではないかと分析しています。「ソーシャル・ジェット・ラグ」とは、簡単にいうと「体内時計」と「社会的時計」のズレのこと。会社にしても学校にしても、たいていは朝早く始まって夕方(夜)には終了するもの。つまり朝型人間に合ったスケジュールとなっているので、夜型人間には不利というわけです。

「やっぱり夜型は良くないんだ…」と不安になったみなさん、でもご心配なく。年をとると朝型に変わるとはよくいわれる話ですが、今回の調査でも、若者グループには「朝型」が約7%しかいなかったのとは対照的に、年配グループには「夜型」が約7%しかいませんでした。

そして年配グループは、若者グループより「幸せだ」と感じる人が多かったのです。どうやら年をとって「朝型」になると、前向きで幸せに感じる人が増えていくのかもしれません。

ということはみなさん。今は「夜型」でネガティブな人も、年を重ねて「朝型」になれば、やがてポジティブ人になっていけるはず? そう考えれば、夜型の人もあながち悲観することはないでしょう。

もっとも今すぐ幸せになりたい人(特に若者)は、早々に生活リズムを朝型に変えたほうがよいかもしれませんけどね。
(岡 真由美)

※この記事は2012年9月に取材・掲載した記事です

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