料理男子の次のステップ?

男がお菓子作りにハマる理由

2014.10.11 SAT


サークル活動に手作りチーズケーキの差し入れ。編集部員の友人に、こんなかわいらしいことをする男がいるらしい。かなりレアなタイプかと思いきや、ネット上で似たような“お菓子作り男子”を多数発見。これもオトメンの一種なのか? 実際のところ、お菓子作りにハマる男は増えているのだろうか?

「それが増えているみたいですよ! 私たちは2007年から男性向けの料理教室を開催していますが、ここ1年ほど『スイーツ教室』を作ってくれという要望が本当に多い。毎日2~3人の方からそうした声をいただきます」

こう答えてくれたのはABC Cooking Studio+mGINZAの保坂恵美さん。どうやら料理教室で磨いた腕を、お菓子作りに生かしたいと考える男が増えているようだ。

「私たちの料理教室では、ここ1年で男性の生徒さんが倍に増えました。定年退職された方々だけでなく、20代から40代の方も多いです。料理をする男性自体の裾野が広がっていますので、次のステップとしてお菓子作りをやってみたいと思う方が大勢いても不思議ではありません。それに、誰かに手料理を食べてもらいたくても、自宅に招くのはためらってしまうこともありますよね。おかずをタッパーに詰めていくのもなんかヘンですし。その点、お菓子なら作ったものを彼女や友人に気軽にプレゼントできます」(保坂さん)

数年前から男性向けのお菓子作り教室を開催しているAllons-y!!の村田雅子さんにも聞いてみた。

「お菓子作りは理科の実験と似ていて、とても理論的なんです。分量を量り、いろんな材料を混ぜて焼いたり、冷やしたり、蒸したりするとどんどん形が変わっていきます。材料の分子や性質によってそんな不思議な変化をするところも、男性がハマる理由のひとつだと思います」

教室にはやはり20代後半から40代のサラリーマンが多いという。彼らはどんな目的で通っているのだろうか?

「お店で買うのと違って、教室なら出来たてが食べられる。そのおいしさを一度味わってからは、もうお店では買わなくなったなんて人も多いですね。あとはやはり、ふだん彼女になかなか素直な気持ちを伝えられないから、手作りケーキをプレゼントして喜ばせたいという方も多い。彼女からしてみれば『なんでケーキ作ってきたの!?』って意表を突かれるでしょ。サプライズになりますよね。自分のためだけに一生懸命やってくれたことが感じられて彼のことがより愛おしく思えるんじゃないですか」(村田さん)

折しももうすぐクリスマス。彼女へのサプライズとして、手作りケーキをプレゼントなんてどうでしょう?
(榎並紀行)

※この記事は2011年12月に取材・掲載した記事です

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