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「『誤報欄』常設のすすめ」が話題

2014.09.30 TUE

噂のネット事件簿


新聞に「誤報欄」をつくることを提唱している佐藤准教授の記事 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
朝日新聞の「従軍慰安婦」「東電吉田調書」の誤報問題を受けて、京都大学大学院教育学研究科准教授・佐藤卓己氏は、9月28日、「新聞には『誤報欄』を常設すべき」という意見をMSN産経ニュースで発表した。

佐藤氏の考え方は、「速報性や情報量では放送やネットに劣る新聞にとって信頼性こそ最大のセールスポイント」であるからこそ、デジタル業界が行っているような「保守サービス」を新聞もすべきであるというもの。そして自社記事だけでなく、他社記事も対象として、記事の“最終版”を検証する機能をもち、誤報があればそれを伝えて訂正していくような仕組みが必要だとする。ソニーがアナログ家電からデジタル機器への環境変化を見誤って、業績を上げられなくなってしまったことも例にあげ、新聞産業にも変化が必要だと説いた。

これに対し、ネットでは

「いや普通にやったらいいんじゃないでしょうか。しょうもない投書欄とか削って」
「でも誤報欄で誤報を正直に報告するかどうかは良心次第。誤報欄に載っていなかったから正しい情報とは限らない。あるいは意図的な捏造なら絶対に載るまい」
「嬉々として人様の誤報ばかり載せるんだろうなぁ」

など、賛否両論の意見が見られた。なかには

「GOODアイディアだ。しかし、誤報欄が通常欄よりボリュームが多くなってしまわないか?」
「‏まず隗より始めよ、で産経新聞が開設すればいいんじゃないですか?というか『速報』『確定報』の区別で充分だと思いますが」
「いいアイデアとは思う。しかし朝日は誤報を超えて捏造記事を書いている。誤報欄で対応できるレヴェルではないと思う」

と賛成を表明しながらも、実施後の心配や新たな提案をする人も。

また、佐藤氏が言及した紙媒体とネット媒体の違いの部分について、ジャーナリスト・江川紹子氏は、

「紙媒体で誤報は『事故』だが、ウェブ上ではアプリの『バグ』修正と同じく『通常』のことという指摘が興味深い」

と、感想を述べている。

ちなみに、朝日新聞の公式ツイッターのひとつとおぼしき「朝日新聞読書面」も、この記事のリンクを貼って紹介している。

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