ネット界の“旬”なニュースをお届け!

CA藤田氏 退職者への激怒に賛否

2014.10.03 FRI

噂のネット事件簿


藤田氏率いるサイバーエージェントは9月に東証一部に上場したばかり ※この画像はサイトのスクリーンショットです
サイバーエージェントの藤田晋社長が、日本経済新聞に「私が退職希望者に『激怒』した理由」というコラムを発表。経営者からの退職社員に対する率直な感想に対し、賛否の声が寄せられている。

1973年生まれの藤田氏は、98年にサイバーエージェントを設立し、00年に当時史上最年少で同社を東証マザーズに上場。現在、同社の社員は3000人を超えている。話題となっているのは、藤田氏が隔週で日本経済新聞に書いているコラムの10月1日版だ。

普段は社員がやめても「いちいち怒ったりしません」という藤田氏だが、新事業の立ち上げを任せていた若い社員が退職した時、藤田氏は激怒したという。その社員は、「転職の話が舞い込み、そのオファーが『自分にとって最後のチャンスだと思った』という理由で」退職したそうで、藤田氏は、

「突然アルバイトを辞めるかのように放り出されてしまった」
「その若い社員は以前、会社に億単位の損失を与える失敗をしたことがありますが、我々は再度のチャンスを与えていた」
「転職が『競合からの引き抜き』だった」

など、激怒した理由を数点ピックアップ。

「私が激怒したという噂は社内を駆け巡り、その効果は絶大なものがありました」
「会社としての価値観や姿勢を見せるための『一罰百戒』は、経営していく上で必要なこと」

と、その“効果”を説明している。

藤田氏が指摘するように、突然の退職は会社にとっても周りにとっても痛手であり迷惑なもの。それゆえ記事のコメント欄には、

「藤田社長の考えには全く同感です。会社は蟻の穴から崩れることが有ります。許せない事は許せないのです」
「藤田社長の気持ちはよく理解できます。最近の若者にはモラルの欠如が感じられます」
「真剣に社員を思えば、間違いなくこの発想になります」

といったコメントが寄せられている。しかし一方、藤田氏はコラム内で、

「辞めた社員のことを憎く思って激怒したわけではありません」
「組織の未来のために、あえて毅然とした態度をとったのです」

と、退職した社員をフォローしているものの、コメント欄には、

「労働者が法律で認められた権利を行使しているだけではないか?」
「ご自分も引抜を散々やってきて、いまさら怒る必要も無いのでは・・・」
「経営者は社員の人生を拘束してはいけません」

と、辛らつな意見も登場。藤田氏は今回のコラムについて、自らのブログで「あくまで経営者目線からですが」と綴っているが、退職者への“不満”を公の場で述べるというやり方は、すべての人には受け入れられなかったようだ。

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト