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NHKネット受信料断念は当然?

2014.10.21 TUE

噂のネット事件簿


NHKの受信料はネットでも受け付けている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
NHKが、2015年度から3カ年の経営計画案のなかで、受信料制度の変更を断念したことが明らかになった。これによって、かねてより計画されていたネット視聴者に対する受信料徴収は、少なくとも2017年度内までに実現することはなくなった。

NHKの籾井勝人会長は、地上波放送と並行して番組をネット配信し、ネット視聴者からも受信料を徴収することに意欲を見せていた。しかし、実現には放送法の改正が必要。毎日新聞が報じたところによると、法改正に向けた総務省や国会議員との十分な協議もない状態。改正は難しいと判断し、ネット受信料実現を見送ったようだ。

ネット受信料がひとまず消滅したことについて、ツイッターでは、

「とりあえず当たり前の結果でよかった」
「そりゃそうでしょ!」

などの意見が寄せられており、「当然だ」との見方を示すネットユーザーが多い。また、

「俺としては金払ってるんだから仕事などで見れないものをネットでいつでも課金なしで見られるようにしてもらいたいわ」

と、そもそも地上波の受信料を払っているのだから、アーカイブスを含めたNHK番組すべてを、ネットで無料で見られてしかるべきなのではないかという意見もあった。そのほかにも、

「登録制にして、PC/スマートフォンで見たい人だけにその分月額契約させるようにすりゃだーれも文句言わんやろがい!」

と、一律にネット受信料を徴収するという方式ではなく、有料会員のみが視聴できるようなシステムにすべきとの声も多かった。さらに、この意見は地上波放送に対しても向けられており、

「ネット課金をしようとするのならば、その前に今の受信機所有者一律ではなく、有料制にして試聴した者からだけ受信料を取る様にしないとますますおかしいだろうが!」
「その前にスクランブル化だろう」

と、「WOWOW」のように受信料を払っていない場合は、番組が見られないようにモザイクなどでスクランブルがかけられ、受信料を払うと視聴できるシステムにすべきだとの意見が多い。

余談だが、NHKが都内のホテルに対し受信料の支払いを求めた訴訟で東京地裁は10月9日、テレビがある部屋に応じた受信料を支払うようホテル側に命じている。この判決についても、ネットユーザーの反発は強く、ツイッターでは、

「そこまでするなら受信機別売りのテレビ作って欲しい」
「台数分ってのは酷いな」
「もう公共施設は電波が入るテレビ置かないほうがいいんじゃね?」

などと、厳しい声が寄せられており、NHKに対する風当たりの強さがうかがえる。

とにかく、NHK受信料に否定的な意見を持つネットユーザーが多いのは事実。議論も充分でない現状を考えれば、今回のネット受信料見送りは懸命な判断だったのかもしれない。

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