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「TVのネットユーザー像」で波紋

2014.10.29 WED

噂のネット事件簿


長谷川氏は「ネット住民」という表現にも“差別的”と疑問を呈した
フリーアナウンサーの長谷川豊氏が、質問サイト「教えて!goo」のコーナー「長谷川豊のこのニュースどう思います?」で“ネット上の書き込み“について持論を展開し、波紋を広げている。

同コーナーは、“気になるニュース”についての疑問に回答を募り、その回答をもとに長谷川氏がコラムを執筆する、というもの。今回は「板東さんや矢口さんの復帰に『厳しい声』を書き込む人たちはどんな人たちだと思う?」という“お題”だった。

氏は、集まった回答のなかで、「叩くのが目的だけの寂しい人」などネガティブな意見の次に「普通の人」という意見が多いことに注目。「ネット上に意見を発信する」という行為が、昔と比べてハードルが低くなっていると感じているとのこと。

氏がそう思い始めたきっかけは、2011年8月、フジテレビの番組編成が“偏向”しているとして、ネット上の呼びかけにより同局前でデモ行進が行われ、その後同局が視聴率などで苦戦する状況に陥ることになったことだという。氏は、これは“ネットに書き込んでいる「ネットの住民」など相手にする価値はない”とばかりにネット上の声を無視した結果、起こったことであると分析。「罵詈雑言のようなもの」がある一方で、なかには「本気で発信しようとしている声」もあることを指摘した。そして、「(テレビ局がそれらを)無視していると、これからは手痛いしっぺ返しを食らう時代ではないか」とコメントしている。

ツイッターには、“ネット上の声”について、

「『ネットの住人』は、既に『市井の人々に』なっていると知るべき」
「ネットを介した井戸端会議の感覚でしかない。ネットじゃなくても普通に口コミで囁かれてるものだよ」

といったコメントが多数投稿されている。

総務省「平成26年版 情報通信白書」によると、平成25年末のインターネット利用者数は1億44万人とついに1億人を突破した。総人口の80%以上がネットユーザーであることを考えると、氏のいうとおり、“ネットの声=特殊な一部の人の声”とはいえず、耳を傾ける価値のあるものも含まれていると考えるのが妥当だろう。

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