頻尿対策のカギは○○を温めること!

冷えるとトイレが近くなるワケは?

2014.11.27 THU


季節が夏から秋、冬へと変わっているのに、夏と同じペースで水分を補給する習慣が抜けない人は案外多いそう。当然トイレが近くなるので注意してみるといいかも
「冬になるとどうにもトイレが近くなってしまう」という人は筆者だけではないはず。冬の外出時やゲレンデなど、寒い場所に長くいて“もよおした”経験がある人も少なくないのでは? ではそのメカニズムは一体どうなっているのだろう。答えてくれたのは、女性医療クリニックLUNAグループの理事長で泌尿器科のスペシャリスト、関口由紀さん。

「気温が下がると、体温の低下を防ぐために汗をあまりかかなくなり、体内に余った水分が尿として排出されるため、自然と回数が増えるんです。また、体の一部が冷えると、反射的に膀胱が異常収縮して刺激され、結果、尿意をもよおすことがあります。例えば、冷たい水で手を洗うと、急におしっこがしたくなるといった場合はこのケースが当てはまります」

体の末端などを冷やさないように暖かくするだけでも、冬の頻尿対策としては有効のようだ。そのほかの原因を考えてみると、思いつくのは尿意の源ともいえる“水分摂取”。対策になることはありますか?

「1日に必要な水分のおおよその目安は、冬は1~1.5リットル(激しい運動をともなわない場合)で、夏の1.5~2リットルに比べると少なくてすみます。普通に食事をしていれば1~1.5リットルの水分は摂取できているので、冬季はそれほど意識して水分補給を増やさなくても大丈夫ですよ」

それでも水分を摂りたい場合は、体を温める飲み物が最適。特に、利尿作用のない飲み物であるホットミルクや、カモミール、ジャスミン、ローズ、サフラワー、クコ、ヨモギなど各種ハーブティーがいいのだとか。

「冷たい飲み物は、それ自体が体を冷やすので控えた方が賢明。コーヒー、緑茶などのカフェインなどが入っている飲み物や、アルコールを含む飲料は利尿作用があるので飲む場合は覚悟した方がいいかもしれません(笑)。また、オレンジやグレープフルーツなど酸味のある果物を使ったドリンクもトイレが近くなる可能性があります」

関口さんによると「血行を促進して体を温める効果があるショウガを入れたドリンクもいい」とのことで、試してみる価値はあるかも。とはいえ、もちろん飲み過ぎは“もよおす”原因になるので、ほどほど、が肝心です。
(伊藤 裕/GRINGO&Co.)

※この記事は2012年11月に取材・掲載した記事です

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