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「サンタ公認詐称」横行に要注意!

2014.12.03 WED

噂のネット事件簿


ちなみに、熊本・天草はアジア初の「サンタの聖地」 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
12月になり、街はすっかりクリスマスモード。11月末には、YOMIURI ONLINEがサンタクロースの故郷といわれるフィンランドから“「サンタクロース財団」公認のサンタ”が来日したことを報じるなど、様々なサンタたちが日本のクリスマスを盛り上げている。

しかし、この季節の風物詩となったサンタの来日に関して、ここ数年、問題が起こっているという。というのも、インチキな“自称・フィンランド政府公認サンタ”が多数出没しているのだ。実は世界で“本物のサンタクロース”が在籍するのは「グリーンランド国際サンタクロース協会」のみで、それに認定された“公認サンタ”は、現在世界には約120人しかいない。前述の“「サンタクロース財団」公認のサンタ”は、これには含まれない。

とはいえ、“財団公認のサンタ”が悪いわけでも偽者なわけでもない。ここで問題となっているのは、“フィンランド政府公認”を自称する悪質なサンタだ。2012年には、駐日フィンランド大使館が、ツイッターで、「フィンランド政府公認サンタ」は存在しないことを明言。「フィンランド大使館はそのような自称をせぬよう勧告を行っております」としている。つまり「政府公認」のサンタは存在せず、「フィンランド国内自治体および団体公認のサンタクロース」は存在するということなのだ。

アジア圏でただ一人、グリーンランド国際サンタクロース協会公認サンタであるパラダイス山元さんは、17年目のベテランサンタ。数年前から、“フィンランド政府公認”サンタがあふれていることに警告を発し続けており、今年もツイッターで、

「『公認サンタクロース』でもなんでもないただのフィンランド人が『公認サンタデス』とテレビで嘯(編集註:うそぶ)く」
「フィンランド大使館から勧告されているお尋ね者の偽公認詐称サンタが来日中です。それにしても、こんなに日本にいついてくれていいのかねぇ。クリスマス終わるまで、ほったらかしにされる自国フィンランドの子どもたちが不憫でなりません」
「『サンタからの手紙商法』は、世界でも類のない日本独自のもの。世界サンタクロース会議で議題になったことも。これに関わっている公認サンタクロースは一人もおりません」

などと嘆き節のツイートや、

「フィンランド、ラップランド州政府公認のサンタクロースが、夢と希望と集金のため日本にやって来ました。サンタクロース派遣費用パフォーマンス費¥150,000(平日) ¥300,000(土日祝) 通訳費用¥30,000 /1日※消費税別」

などというサンタの“集金事情”を紹介し、注意喚起している。

このような投稿に対して、「商業主義サンタはイヤだな」という声が寄せられているほか、放送作家の山名宏和さんは、

「番組で取材しましたけど、フィンランドではサンタはビジネス、国内だけではなく、海外に向けた『輸出品』の1つと考えられているようですね」

と報告している。

良い子に夢と希望を届けてくれるのが、サンタのはず。“政府公認詐称”はもちろん、“あこぎな商売”はしてほしくないものである。

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