写真を撮られるとき、笑顔が引きつってしまう…

プロが伝授「自然な笑顔」の作り方

2014.12.25 THU


編集部・天野の記念すべきビフォア(左)/アフター(右)。ポイントは、やはり目と口にあるようだ
イベントや飲み会などの記念写真をあとで見てみると、中途半端に引きつったぎこちない笑顔の自分がいる。カメラを前にするとうまく笑えないのだ。

何かと写真を撮られる機会も多い年末年始を迎え、「自然な笑顔」の作り方を学んでおかなくては…。同じ悩みを抱える編集部・天野と、そんな話をしていた。笑顔を撮るプロにはそれを引き出すためのどんなノウハウがあるのだろうか。さっそく何人かのカメラマンに聞いてみたところ──。

話しかけてリラックスさせるのは大前提として、「レンズを直視すると緊張するので、その上あたりを見てもらう」「ポケットに手を入れたり、壁に持たれたりなど、楽な姿勢を取ると顔の筋肉もほぐれる」といったご意見が。ちなみに、レンズの上を見ても目線はちゃんと合うそうだ。

次に頼ったのは、81年の歴史を誇る伊勢丹写真室新宿店。系列店全体で年間2万組もの記念写真や家族スナップを撮るここなら、的確なアドバイスをくれるはず。

対応してくれたのは、店長の小澤直紀さん。

「口角を意識的に上げて、目でも笑顔を表現するのがポイント。下の歯は見せずに、上の歯だけ出して笑うときれいな笑顔になりますね」

他にも、「息を全部吐いたり、肩を回したりすると力が抜ける」「不自然にならない程度に目をパッチリ開けるとメリハリが出る」といったアドバイスをくれた。

とはいえ、と小澤さんは続ける。

「あとから写真を見てぎこちなさを感じるのは、自分が思い描いていた理想の笑顔と、実際が違うから。一番効果があるのは、鏡を見ながらベストの笑顔を研究すること。人間の顔は左右非対称で、角度によっても雰囲気はずいぶん変わってきます。さらに言えば鏡も左右がわかりにくくなるので、ベストはスマホのカメラなどで実際に自分を撮ってみることですね」

なるほど。毎日自分の顔を長時間見ている女性と比べて、我々は研究を怠っていたのだ。

こうした一連の講義を受ける前と受けた後の笑顔を、担当編集・天野をモデルにして写真室の専属カメラマンに撮ってもらった。時に巧みなトークで、時に大げさな身ぶり手ぶりで笑わせに来る。さすが、プロだ。

2枚の写真を見比べると、笑顔レベルがかなり上がっている。「自然な笑顔」とは撮る側と撮られる側の共同作業だということが、よくわかった。さて、まずは自撮りの練習から始めますか。
(石原たきび)

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