“必ず茶柱が立つお茶”が人気! で調べてみた

「茶柱が立つ」と縁起がいいワケ

2015.01.20 TUE


茶柱を立てたい!と思ったら、一番茶ではなく茎が多く含まれる「棒茶」を飲んでみるといいかも? 独特のうまみがあって、愛好家も多いそうですよ
まだまだ寒い日が続き、温かいお茶でホッと一息入れたいこの時期。情報番組で取り上げられたことをきっかけに、『茶柱縁起茶』(アルゴプラン)なる商品が注目を集めている。

このお茶、独自の製法で茶柱に浮力を持たせた“必ず茶柱が立つお茶”なのだとか。コレは縁起がいい!ということで、受験生を持つ家庭をはじめ、一般企業や旅館などからも問い合わせが相次いでいるようだ。

ところで、そもそもなぜ「茶柱が立つと縁起がいい」と言われているのだろう? 調査してみると、大きくはみっつの説に分けられるようだ。

ひとつは「単純に珍しいから」説。茶柱とは、茶葉の茎の部分。第一に、細かく砕けた茶葉ならまだしも、茎が急須の網の目をかいくぐり、湯のみに入ること自体が珍しい。そのうえ「立つ」となると、なかなかお目にかかれるものではない…ということで、吉兆だとされるようになった、というのが分かりやすい説だ。

ふたつめは「なんにしても“柱が立つ”のは縁起がいい」説。家の柱=大黒柱が立つ、という連想から、一家の安寧や繁栄につながる、と考えられるようになった、とする向きも多いみたい。

みっつめが、「いま流行りのステマ(ステルスマーケティング)」説。「二番茶」が売れ残ることに悩んだ商人が「縁起ものにすれば売れるんじゃないか?」ということで流した噂が広まった…という説だが、なるほど二番茶は、成長した葉を使うため、茎が多く混じりがち。茶柱が立ちやすい、ということだ。

いずれにしても、日本人なら茶柱が立って気分を害する人はいないはず。滋賀県甲賀市土山町商工会(現甲賀市商工会)の公式ブログに掲載された「茶柱立て方実験」によると、茶柱を立たせるポイントは「茎の含まれているお茶を選ぶ・目の粗い急須を使う・少な目の茶葉で多目のお湯を使う」で、10杯中3杯で茶柱が立ったそう。

ゲンを担ぎたいとき、大切な取引先にお茶を出すとき、茶柱が立ちやすいお茶の入れ方を試してみては?
(小山喜崇/blueprint)

※この記事は2012年01月に取材・掲載した記事です

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