ネット界の“旬”なニュースをお届け!

上位1%が世界の富の半分を保有か

2015.01.23 FRI

噂のネット事件簿


昨年の世界長者番付でいうと、TOP3で資産はおよそ21兆円
貧困の撲滅を目指すNGO団体が、世界人口の1%の富裕層が持つ富が、2016年に世界の富の半分以上になるとの報告を発表。庶民からは驚きと諦めの声があがっている。

この調査報告は、世界90カ国以上で貧困を克服しようとする人々を支援し、貧困を生み出す状況を変えるために活動する国際協力団体「オックスファム」が発表したもの。報告によると、世界人口の1%の富裕層が持つ総資産は2009年には世界全体の44%だったが、2014年には48%に達し、2016年には50%を上回る可能性が高いという。

市場の自由な競争原理を軸とした“新自由主義”が世界的な潮流となるなか、富の一極集中は、資本主義が抱える新たな課題となっている。こうした状況を否定したのが世界的ベストセラーとなったトマ・ピケティ氏の著作『21世紀の資本』だ。ピケティ氏は同書で、資本主義の進行は格差の拡大を生むと指摘。一方、安倍首相は「富める者がさらに富めば、貧しい者にも富がしたたり落ちる」というトリクルダウン理論を採用している。

解釈が分かれるこの問題だが、「1%が半分以上の富を持つ」というニュースに対する感想は、意外にも冷静だ。ツイッターを見ると、

「こんなんおかしいよねぇ みんな頑張って働いてるのに」
「いつからこんなに歪んだ世界になったのかな」
「私はこれは間違っているし 世の中を悪くしている非常に大きな要因と思う」

という怒りの声もあるものの、

「これが現実なのかぁ…」
「革命起こすしか方法ないんだろうな」
「もはや平等なのは時間の流れだけだな…」

と、すでに諦めの境地という人も多い。一方では、

「別に悪いことではないと思う」
「こういうのも別に良いんじゃねえのかなあ。金がないなら工夫すれば良い。上とか下を見ず、自分の立ち位置を楽しめば良いだけだw」
「それに見合うだけ市場で使ってもらえれば何の文句も無いけどね」

など、格差の存在を必ずしも否定しない意見も複数登場している。勝ち組と負け組がこれだけ鮮明に分かれれば、文句のひとつも言いたくなりそうなものだが、あまりにケタが大きい話だったためか、「もはや他人事」と感じた人が多かったようだ。

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト