もっと知りたい占いの雑学/第3回

意外と高い!? 占い道具の値段

2015.02.21 SAT


占い師によっては、道具を自作する人もいるようだけれど… イラスト/中垣ゆたか
プロの使う道具に憧れることありませんか? その独特の存在感を自分の職業にかかわりがなくとも上手にファッションやインテリアに取り入れている人もいますよね。そんなアイテムのひとつに占いの道具なんてどうでしょう。女子って占い好きだし、話のきっかけになるかも。

「占いには大きく、3つの分類があります。四柱推命、西洋占星術などの『命』。易やタロットなどの『卜』。そして手相、風水などの『相』。この中で特に道具が必要なのは卜と相になりますね。なかでも易に使う道具はいろいろありますよ」

そう教えてくれたのは、東京・四谷で占いによる鑑定、講義を行う冨樹麗舟(ふきれいしゅう)先生。では、それらの値段はいくらぐらいするのだろうか? 創業昭和7年。東京、神保町で古くから占いの道具を扱う原書房をのぞいてみた。

ふむふむ。易で使うあの竹ひごみたいなやつ「筮竹(ぜいちく)」はというと…、その値段なんと5250円! 50本の竹ひごの値段としては、と思わず言葉を飲み込んでいると。

「高い、と感じられたと思いますが、扇状に広げやすい様に片方の先を細く加工するなど実はいろいろ手間がかかっているんです。ほかの道具もそうなんですが、需要も限られていますから大量生産できませんし、ウチはすべて国内の職人さんによる手作業の品なんですよ。だからどうしてもこの値段になってしまいますね」(原書房・占い売り場担当)

ちなみに長さや仕上げによっても値段は変わり、高級な塗り仕上げのものになるとなんと2万円。

このほか、筮竹を立てておく筒「筮筒(ぜいとう)」が1万500円から。筮竹を置く台「ケロク器」が4200円から。そして筮竹で出た結果の過程を順に示していく「算木」は一番お手頃な桜の木で作られたもので6500円、黒檀のものだと1万2500円。易者のシンボルともいえるあの帽子も5500円で売っていました。これ、一揃えさせると結構な値段になりますねー。

「易は極端な話、コインの裏表を使ってやることもできるんですけれどね。最近は筮竹を使う占い師さんも減りまして、代わりにサイコロの人気があります」

ほうほう。その易専用のサイコロの値段は…とみれば、プラスチック製のもので3500円、象牙で出来たものだと6万3000円なんてものも…。材質によってピンキリなんですね。

ちなみに、タロットカードは2800円ぐらいから。気学で使う方位盤が2500円、そして風水師が使う「羅経盤」(真ん中に方位磁石があって周りに呪文めいた漢字が並んでいるアレ)が2万1230円からというお値段でした。

ちなみに、我々素人の占いイメージに強くあるのが水晶玉。こちらのお店で扱いはないようなので、冨樹先生に再度聞いてみたところ…。

「水晶占いを専門にしている方は少ない様に思われます。占い師さんの傍らに置いてある場合も占いの道具として直接使うというより“魔除け”“お守り”として置いてあることが多いようです。値段もピンキリですが透明度の高いものだと10万円以上しますね」

とのこと。う~ん、洒落ゴコロで取り入れるにはちょっとハードルが高い世界ですかね。

(のび@びた)

※この記事は2012年2月に取材・掲載した記事です

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