昔もコロコロ変えていた! 

「オリジナル家紋」の作り方

2015.02.28 SAT


「合コンといえばカイジも欲しがるビールでカンパイ」「ホームベースが見事な夕日をたたえた富士山仕様」など、デザインのいきさつも説明してくれました。グッズ販売ページではこれらのパ紋が印刷されたグッズが購入可能!
突然ですがみなさん、実家の「家紋」はご存じ? そのパターンの存在は国内で2万5000個以上確認されているそうですが、今の日本では、家紋の概念はかなり薄くなっているのも事実…。しかし海外では、家紋は日本文化のひとつとして人気があるという。

そこで、改めて家紋について調べてみると、家紋をつくってくれるサービスが結構あることが判明。え…家紋って、先祖代々伝わる一家にひとつ的なものじゃないの? 勝手にデザインして家紋にしたりしてもいいの?

「家紋に法的な縛りはないので、特に問題ありません。家紋の変更やアレンジも昔から頻繁に行われていたことで、例えば本家と分家で、葉の枚数や花弁の数を変えていったり…ということはよくあったんです」

そう語るのは家紋専門のデザイナーとして活動中の、沖のりこさん。では、実際に家紋をつくってもらう場合、どのくらいの金額で制作してもらえるものなのでしょうか?

「デザインをこちらで一からつくる場合、企業紋(企業用のロゴ)なら15万円(商業使用可能)、個人紋なら5万円(商業利用不可。スポーツチームのユニフォームに使うなど、販売目的でないものは可)で承っています」

現在、沖さんは海外在住のため、メールか電話、またスカイプ等の打ち合わせのみで制作する場合もあるそうですが、日本にいたときは「面会での打ち合わせは必須でした」とのこと。では、受注から制作までの流れはどんな感じ?

「家紋に込めたい意味やデザインについて打ち合わせをした後、手書きのラフ画数点をご提案します。ここで制作続行の場合はご入金いただきますが、イメージや感覚が合わない場合は、ラフ画のデザイン料のみでキャンセルも可能です。制作続行の場合はご入金の確認後、デザインの直しや調整を経て、手書きの家紋をデータに起こして納品します」

ちなみに、家紋のデザインに特にフォーマットはないそうで、「ご依頼主様との打ち合わせを元に私の頭の中で生まれるので、他人とカブることもないと思います」と沖さん。

ちょっと家紋をつくってみたい衝動に駆られてきましたが、ノリでつくるには5万円はいささか高額…。すると、なんと沖さんともご交流のあるデザイナーの原田専門家さんという方が、無料でパーソナル家紋・通称パ紋なるものをつくっていることが判明。これを頼まない手はない! ということで原田さんに連絡を取り、さっそく記者と担当編集のパ紋制作をお願いすることに。

パ紋は「お名前(ニックネーム可能)と、好きなモノ(漫画、映画、音楽など複数)からの創造」ということで、原田氏に下記のメールを送ってオーダー。

記者
ニックネーム/なおにぃ、なお兄
好きなモノ/合コン、飲み会、プロレス、ラーメン
好きな漫画/カイジ、編集王、東京トイボックス
好きなアーティスト/矢沢永吉、吉川晃司、洋楽ロック

担当編集
ニックネーム/ぴょんきち
好きなモノ/野球、フジロック、銭湯、登山、ビール、アイドル
好きなアーティスト/ナンバーガール、weezer
好きなアイドル/私立恵比寿中学

そうして、できあがってきたのが、このふたつ!(添付写真参照)。原田さんから、それぞれのパ紋の説明もいただきましたが、どちらもお互いの趣味全開なパ紋が仕上がりました(笑)。原田さん、ありがとうございます!

パ紋はあくまでパ紋としても、実は自由につくっていいことがわかった家紋。みなさんもいかが?
(青柳直弥/清談社)

※この記事は2014年2月に取材・掲載した記事です

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