原因はストレスや食生活にあらず!?

薄毛治療クリニックの実態を調査!

2015.03.26 THU


脱毛症の原因を問診や触診で診断。ときにはAGAのリスクを遺伝子から診断する場合も
転勤や部署異動など、新しい出会いも多い春。初対面の相手によい印象を与えるためにも、見た目には、いつも以上に気を配りたいところですが、そんななか、最近気になっているのが、髪の毛。30代に入ってから徐々に薄くなってきたような…。テレビでも「お医者さんに相談だ」というCMフレーズをよく耳にするので、同じ悩みを抱える同年代は少なくなさそう。と、ここでひとつの疑問が…。薄毛の治療って、いったい何をするんでしょうか? 「まさか頭皮にメスを…」なんてあらためて考えてみると、「治療費は?」「そもそも治るの? 生えるの?」など、わからないことだらけ。そこで、今回は薄毛治療の専門医療機関「銀座総合美容クリニック」に突撃! 頭髪の専門医でもある院長の正木健太郎先生に話を聞きました!

「まず、ひと口に“薄毛”といっても、ストレスに起因する円形脱毛症や傷・やけどによる瘢痕(はんこん)性脱毛症など、その種類は様々。原因によって治療法も違うので、ひとくくりで語ることはできません。ただ、20代から40代の男性が悩む薄毛の大部分は、AGAによるもの。AGAは“Androgenetic Alopecia”の略称で“男性型脱毛症”という意味です」

正木先生によると、髪の毛は、生え始めて育っていく「成長期」、成長が止まる「退行期」、最後に抜け落ちる準備に入る「休止期」を経て髪は抜け、次にまた同じ毛穴から新しい毛が発毛し「成長期」に戻るという状態変化を、およそ5年の周期で繰り返しているそう。しかし男性は、思春期くらいから男性ホルモンの分泌量が増してくると、これが毛髪に過剰に働きかけ、「成長期」を短くしてしまう体質の人がいるのだとか。結果、髪の毛は細い状態のまま、数カ月から1年という短期間で抜け落ちてしまい、薄毛に…。ただ、年齢にともなう男性ホルモンの増加が薄毛につながるかどうかは、体質により大きく変わるとのこと。

「人によって薄毛のレベルが違うのは、男性ホルモンの分泌量と、それに影響を受けやすい因子が毛根周囲にどれだけ存在するかの個人差によるもの。これは主に遺伝的な要因によって決まるものなので、世間でよくいわれる“ストレス”や“食生活”とはほとんど関係ありません」

なんと! 薄毛と生活習慣に関係がないというのは、意外! でも、「薄毛は遺伝」なんていわれたら、治すのは絶望的な気が…。

「いえ、治療自体は可能です。頭髪に影響を及ぼす男性ホルモンが毛髪に影響する過程を抑える薬と、発毛効果を高める薬を複合的に投薬することで、乱れたヘアサイクルをリセットしていけばいいのです。治療方法は、内服薬治療と、頭皮に直接薬液を電気的に導入する育毛メソセラピーの2種類。初来院時のカウンセリングや問診、触診を通して、治療方法を決定します。その後は月1回の診察で経過を確認しながら、1日1回の投薬を続け、ご本人が納得のいく状態に達したら、そこで治療は完了です。1カ月にかかる料金は、内服薬での治療の場合、6825円から最大で1万8375円までですが、これは当クリニックの場合になります」

AGAの治療は、自由診療となるため、治療方法や料金は施設ごとにかなり異なるのだとか。事前に各クリニックのサイトをしっかり比較し、ネットなどで評判を調べておく必要がありそうです。ちなみに、今回訪れた「銀座総合美容クリニック」は、プライバシー保護やリラックスできる環境作りのために、完全予約制&個室診察を採用。費用は、サイトですべて公開されているので、安心して治療に専念できそうですよ!

「AGAは、ご本人が気にならなければ治療の必要はありません。治療のスタートや終了のタイミングは、自分次第。ただ、ヘアサイクルは40~50周で打ち止めになり、その後はもう毛が生えてくることはないといわれています。AGAは短期間で1サイクルが終わってしまう症状なので、早めに手を打つことも治療においては重要なポイントといえますね」

これからの人生、髪の毛と長く付き合うのであれば、早めにプロのアドバイスをもらった方がよさそうですね。「薄毛が気になり始めたら、お医者さんに相談」というのは、どうやら間違いではなさそうですよ!

※この記事は2013年3月に取材・掲載した記事です

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