血行が良くなるなら、元気になりやすくなるんじゃ…?

酔っぱらうとアレが役立たずになる謎

2015.03.03 TUE


イイ感じでお酒をいただき、訪れる千載一遇のチャンス…。残念な結果に終わりたくない! 写真提供/Imasia
酒を飲むと、男も女もエロい気分になりやすいもの。しかし、男の場合は気持ちに反して、肝心の“モノ”が役立たずになるという人も多いのでは? 男にとって切実な問題だが、そもそもアレが元気になるのは海綿体に血液が集まって起こる現象。飲酒により血行が良くなれば、むしろ元気になりやすい気もするのだが、なぜ役立たずになることがあるのだろうか…?

「お酒を飲むと、末梢の血管が拡張するので、確かに全身の血流はよくなります。ただ、だからといって、陰茎にいく血液の量が増えるわけではありません。ですから、血流がよくなるからといって、必ずしもそういう現象につながるわけではありません。適量であれば促進することもありますが、男性は、過剰にお酒を飲んでしまうと、性的な情動を司る視床下部の働きが鈍くなって大脳に抑制がかかるので、性欲自体も抑制されてしまうんです。特に、機能的に直接影響を受けやすい分、女性より男性のほうがナイーブといえるかもしれません(笑)」

そう答えてくれたのは、恵比寿つじクリニック副院長の助川 玄先生。僕などは若い頃からお酒を飲むともろに影響を受けちゃうほうなのですが、一方で、周囲には「飲んでも影響しない」という人もいる。この違いは一体、どこにあるのだろうか?

「勃起障害というのは第一に心因的な要素が大きいので、『今日は飲んじゃったし、ダメだろうな』って思いながら性交渉に臨むと、やはりできない人が多い。『全然大丈夫』って思ってる人は、問題なくできることも多いです。ですから、飲酒の影響を受けにくい人は、まずメンタルが強いといえるでしょうね。もうひとつ、生活習慣病と勃起障害は相関するので、喫煙者や、中性脂肪やコレステロールが多い人など、動脈硬化がすすんでいる人は、さらに勃ちにくくなるかもしれませんね」

僕はもろに喫煙者だけに、納得も納得…(泣)。メンタル面なら改善の余地もあるかもしれないが、そのほかに何か具体的な、例えば勃起薬を飲む以外の秘策のようなものはないのだろうか?

「う~ん…シャワーを浴びたりして回復までの時間を稼ぐとか、その程度しかないかもしれませんね(笑)。解決策があれば誰も悩まないと思うんですよ」

確かにそうですよね~…。しかし、落ち込むことなかれ。先生からはこんなアドバイスをいただいた。

「『お酒を飲んでうまくいかない』というのは、普通のこと。悩むことではありません。全体で見れば、飲んでしまうとダメになる人のほうが圧倒的に多いですから。これが普通なんだ、くらいに思っていれば、逆に自信を持ってできるようになるかもしれないですよ」

なるほど。じゃあ、女のコに責められた場合は、「これはよくあることなんだ」と言えばいいということですね! とはいえ、開き直りすぎて、「その気にさせといて、この役立たず!」なんて言われぬよう、ご注意あれ。
(青柳直弥/清談社)

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