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合格発表 ネットより掲示がいい?

2015.03.12 THU

噂のネット事件簿


1991年発売の「サンデー毎日」。東大などの合格者名を記載していた
敷地内での「合格番号の掲示」を取りやめ、インターネット・レタックスでの発表のみとする大学が増えていた昨今だが、その流れに逆行するように、「番号掲示」での合格発表を再開する大学が現れているという。

ネットや携帯電話が普及する前、合格発表といえば、基本的に合格者の受験番号が学校敷地内に掲示されるものだった。テレビ局が掲示板の前で待機し、合格した受験生に「お母さんに電話を!」などと言って電話機を貸し出し、報告の様子を中継したり、また週刊誌でも東京大学などの合格者名を掲載したりしたものだ。しかし、いつしか週刊誌は高校ごとの合格者数を掲載するにとどめるようになり、「報告の様子」が中継されることもなくなっていた。

それらの“合格発表の風物詩”がなくなって久しいが、ツイッター上には「ネットで合格発表だと掲示版前でワーキャーやらないからなんか寂しい」という声もある。そんな気持ちに応えるかのように、2015年から大阪大学が10年ぶりに学内掲示での合格発表を再開した。阪大はその理由として、

「阪大キャンパス内で合格の瞬間を生で体感し、多くの人から祝福してもらうことにより、阪大入学後のモチベーションアップや新入生同士のつながりにもなればと期待しています」

と公式Webサイトで説明。大竹文雄副学長も、自身のツイッターアカウントで

「阪大の合格発表が10年ぶりに掲示。合格された皆様、おめでとうございます。アメフト部が合格者を胴上げするイベントをしていて、『バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ』というかけ声が、ずっと続いています。なんだか嬉しくなります」

とコメントしており、“風物詩”の再開を喜んでいるようだ。

これに対してツイッターには、

「ネットではできない掲示場所まで行く間のドキドキ感を味わえるのはいいことと思う」
「交通費かけて1時間半かけて行って、自分の番号を見つけたあの日の感激は、今でも忘れない」

という声が上がっており、おおむね歓迎傾向のよう。

また、大阪大学のほか名古屋大学などでは、有志やラグビー部、アメフト部などが、合格発表会場で「胴上げ」を行っているようで、

「本日は名古屋大学合格発表です!
生憎の曇り空ですが、多くの合格者をお祝いできるよう、部員一同フルスタイルで準備しています。
一生の思い出に胴上げされたい君、ぜひGRAMPUSに声をかけてください!」
「大阪大学合格発表!
アメフト部は胴上げ実施中です!!」

など、各部のツイッターアカウントで胴上げの実施をアピールするコメントが投稿されている。

国公立大学の後期試験も含めると、3月後半まで「合格発表シーズン」は続く。合格者にはうれしい“風物詩再開”となりそうだ。

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