もっと知りたい占いの雑学/第12回

世界の変わった占いたち

2015.04.28 TUE


日本の主食、米を使った変わった占いに「米占い」「粥占い」がある。米占いはたまたまつかんだ米の数、によるもの。粥占いは、炊いた粥につくカビの具合で占うというもの。変わっているけど、こちらはれっきとした神事でもあるから、占いってのはわからない… イラスト/中垣ゆたか
西洋占星術、タロット、易、手相、風水…。このあたりの占いなら特に詳しくなくとも、なんとなくイメージはできますよね。ところが世の中には、我々が知らない変わった占いがあるようです。

「例えば、古代メソポタミアなどの資料に見られる『内臓占い』なんて、ご存じの方は少ないでしょうね。はるか昔、動物の内臓で占うということは世界各地で行われたようです。ただ現代でこれをやっているケースはほとんどないと思いますが」(日本占術協会常任理事・栗原里央子さん)

うはぁ。これは確かに変わった占いですね。私たちが実際にやってもらうこともまずなさそうですが。

「ではオシャレで現実的な占いをご紹介しましょう。『紅茶占い』『コーヒー占い』というものがありまして、これはカップの底に残ったカスや模様で占うというもの。カフェでのデート中にやってみると、女性にウケるかもしれませんよ」

こちらはモテの予感漂う占いですね。他にも変わった占いがないか調べるため、国内の出版物を収集する国会図書館で、どんな占いの本が出版されているのか検索してみました。すると出るわ出るわ…プチSM占い、SEX占い、風水ラーメン占い、あしたのジョー占い、ガンダム占い、萌え占い…いくらでも出てくるのでこのへんにしておきますが、どう考えても流行に乗ったようなものも混じっていますし、どんなわけでこんなに種類があるんでしょうか。そのへん、再び栗原さんに聞いてみました。

「確かに、数年前に流行した『動物占い』のヒット以降、特にキャラクターなどの名前がついた『◯◯占い』というものが増えましたね。でも実は星座占いや、四柱推命など、歴史のある占いをベースにしたものがほとんどなんです。動物占いも四柱推命の結果を動物にあてはめ、わかりやすくしたものですので、私たち占い師に言わせればさほど新しいとか変わっているという感じでもないんですよ。誰かが工夫を凝らし『出来た』と言えば新しいものが生まれるので、占いの種類は無限にあるともいえますね」

う~ん、言ったもん勝ち、なんでもありなんですね…。

「そこが占いのいいところであり、また理解されない箇所でもあります。それだけに、信じる、信じないはさておき、ちょっとその世界を知ってみればモノの見方が広がる面白い世界なんですけどね」

確かに。私もいろいろ調べるにつれ「なんじゃそりゃ!」とツッコみながらも興味が増してきました。自分の将来もついでに占えるようになったら一挙両得ですしね。

(のび@びた)

※この記事は2012年4月に取材・掲載した記事です

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