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マダニに注意!重い感染症の危険も

2015.04.09 THU

噂のネット事件簿


様々な感染症の媒介となるマダニ。森林や草むらに入るときは注意を ※この画像はサイトのスクリーンショットです
愛媛県上島町での測量実習に参加した愛媛大学の学生3人が「マダニ」とみられる生物に咬まれ、そのうち2人が発熱するなどして診察を受けていたと、4月6日の愛媛新聞が報じた。愛媛大学によると、学生たちは重症ではないが、マダニが媒介となる重症熱性血小板減少症候群(以下、SFTS)への感染も想定したうえで情報収集をしているという。

マダニは大型の吸血性のダニ。哺乳類に咬みつき、頭部を皮下まで侵入させ、毛細血管を切り裂いて直接血を吸うのが特徴だ。血を吸って、体が何十倍にも膨れ上がることもある。

SFTSは、2007年頃から中国で流行したダニ媒介感染症で、国立感染症研究所によると致死率は6.3~30%と報告されている。日本でも2013年に始めて罹患が報告され、2015年4月8日現在、国内では110の感染例があり、そのうち32人が死亡している。

マダニはSFTS以外にも様々な感染症の媒介となっている。最近では、歌手のアヴリル・ラヴィーンがマダニによって感染する「ライム病」にかかっていたことを告白。5カ月にもわたって寝たきり生活を余儀なくされるほどの重症だったという。

なんとも恐ろしいマダニだが、山や草むらなどに数多く生息。犬や猫などのペットに寄生しているケースも多々ある。ツイッターを見てみると、

「私も昨年、奥多摩で刺されましたが大丈夫でした」
「年に数回噛まれてるし。30cmくらい異常に赤く腫れたときに皮膚科に行ったら痒み止めだけ出されて1週間後くらいに高熱でたらヤバイからまた来てねと普通にむしろ楽しそうに言われただけでした」
「北海道で結構食われてるけど今の所健康被害無いわ・・・けど食われない様に長靴は必須よねぇ」
「ちなみに僕も先月、先々月とマダニに刺されたが特に何もなくてよかった」

など、大事には至らないまでも、咬まれたという報告も多い。どうやら想像以上に身近な生物のようで、山林や草むらに入る時は、肌を露出させないようにするなど、対策が必要だといえそうだ。

ちなみに、マダニに咬まれた場合、無理して取り払っても、皮下に頭部が残ってしまうことがある。そのため、皮膚に付着したマダニを見つけた場合、そのまま皮膚科に行って切除した方がいいとのことだ。

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