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ホワイトすぎる詐欺会社に羨望の声

2015.04.19 SUN

噂のネット事件簿


残業手当まできっちり付くとは、何ともホワイト…
警視庁は4月14日、「九条麗子」なる架空の資産家をでっち上げて詐欺を行っていた詐欺グループを摘発した。ところがネットでは、その詐欺グループをうらやむ声があがっている。

詐欺グループのやり口は、「九条麗子」や「北大路彩華」といった架空の資産家の名を語り、「7000万円を譲ります」「費用を払えば10億円が受け取れる」などといったメールを送りつけるというもの。メールには出会い系サイトのURLが記載されていて、アクセスしてきた人に対しては、「電子マネーで決済する必要がある」などと返答し、譲渡の登録料などの名目で電子マネーをだまし取っていた。

ネットでうらやましがられているのは、犯罪行為に関してではなく、詐欺グループの労働条件および福利厚生の部分だ。「九条麗子」という何とも少女漫画チックなネーミングや、電子マネーを利用する狡猾さなどから、このニュースはテレビ等で大きく報じられたが、それらの報道によると詐欺グループは、

「メンバーをランク分けし、月の基本給を代表幹部125万円、幹部85万円、社員35万円」(日本テレビ)
「メンバーに月給や残業手当てを支払い、社員旅行などの特典もあった」(フジテレビ)
「『ボーナス』や『超過勤務手当』の制度も設けていたという」(毎日新聞)

といった労働条件でメンバーを“雇用”していたとのこと。それゆえツイッターには、

「待遇良くてこりゃ 入りたくなるな^^」
「違うモノで商売しているなら是非とも入社させてほしいなw」
「詐欺はよろしくない。だがしかし、何というホワイトなブラック企業だ・・」
「ブラックなホワイト企業はホワイトなブラック企業を見習ってくれ」

など、これをうらやむ声が相次いだ。

グループは昨年11月からの5カ月間で4億円以上をだまし取っており、その行為は言語道断だ。しかし一方で世の中には、残業代や超過勤務代などをロクに支払わず、ボーナスなど夢のまた夢という会社が存在するのもまぎれもない事実。ネットには、「社会偽善論タラタラ流して従業員に無理させてる企業よりは下手したらマシなのかも」という過激な意見も寄せられており、「ホワイトなブラック企業」は多くの人を困惑させたようだ。

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