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「痴漢やめてシール」実効性に疑問

2015.04.21 TUE

噂のネット事件簿


満員電車での痴漢行為は女性の悩みの種
4月17日、埼玉県警鉄道警察隊が「チカン抑止シール」を作成し、無料で配布する活動を進めていると朝日新聞デジタルが報じ、波紋を広げている。

シールは2枚重ねになっており、1枚目をはがすと、油性の顔料素材で書かれた赤い「×」印があらわれる。シールをあらかじめ自分のスマートフォンなどに貼っておき、自分が痴漢されているとわかったら、シールを相手に見せて警告する。それでも痴漢行為が続く場合は、シールの1枚目をはがして犯人の手に押しつけると、「×」印が犯人の手に転写され、証拠が残るという仕組みだ。

一見、痴漢抑止に役立ちそうなシールだが、Twitter上では、

「悪用された時の事を考えると恐怖しかないんですけど…( ;´Д`)」
「これ怖すぎる。物的証拠や証言以上に、『シールが貼ってあるから』という理由のみで有罪に持っていかれかねない。冤罪が増えるというか、むしろシール1枚で人の人生を意図的に壊せる…」
「冤罪なすりつける性悪女もいるからね。無実の男にインクつけて『この人痴漢です!』ってなことにならなきゃいいんだが…」

と、「冤罪」が増えるのではという懸念や、

「本当に痴漢に合うような女子は、シール見せてインク付けるなんてでっきこねえだろ・・・そういうのできそうにないから、痴漢もターゲットになるし、できそうにない女子だから被害に合う(・_・)」(原文ママ)
「そもそも朝のラッシュ時には身動きできないから意味なくね?」
「そもそも実際に痴漢に遭ってるときに、こんなシールをちゃんと扱える人がどれだけいるのか…」

と、実効性に疑問を抱く声など、厳しい意見が多数投稿されている。

しかし元はといえば痴漢被害が絶えないために考案されたグッズ。投稿のなかには、

「たしかにこれは誤用されると怖い。てか痴漢がいなきゃいいんだよ、そもそも」

との指摘があるように、痴漢行為そのものがなくなれば問題はなくなる。シールの是非はともかく、ニュースになったことで痴漢対策の強化が周知されたとはいえるだけに、被害を食い止める一助になればよいのだが…。

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