行楽シーズンを支えるテクニック!

快適に「車中泊」をするポイント

2015.05.13 WED


キャンプ場でもない限り、車中泊が認められている場所でも、必要以上の長時間駐車、1台分以上の場所取り、その場で料理を始める……など、マナー違反は避けたいところ。あくまでも場所を借りている、という気持ちを忘れずに
5月のゴールデンウィークは終わってしまったものの、アウトドアの行楽シーズンは、まだまだこれから。そんななか、旅費をグッと抑えてくれる強い味方「車中泊」が注目を集めているようだ。

車中泊といっても、暑かったり寒かったり体が痛くなったりと、「車でぐっすり眠れた」という記憶がないし、そもそもどこに停めて寝ればいいか分からない…。ということで、快適な車中泊のポイントをまとめたサイト「車中泊EXPRESS」の管理者に聞いてみた。

まず、車中泊しても大丈夫な場所ってどこなんでしょう?

「高速道路のサービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)の駐車場は、眠気による交通事故防止の意味もあり、仮眠をとることが認められています。また、道の駅も車中泊をOKとする場所が多く、地方にある大きな駐車場を備えたコンビニも、お願いすれば許可してくれる場所がありますよ」

なるほど。いずれにしても、事前に車中泊をしていいか確認をとった方がよさそうですね。最近は小型車に乗る人が増えていますけど、少ないスペースでも快適に眠るポイントは?

「大型車も小型車も横幅には大差がないので、シートがフルフラットになりさえすれば寝心地はあまり変わりません。とはいえ、荷物が多いと手狭になるので、ルーフボックスを使ってものを車外に出したり、フックを利用して車内にものをひっかけられるようにするといいですね。3人以上の場合には、密着しても大丈夫な人間関係かどうか…ということも考慮しつつ、スペース効率のいいミニバンなどを選ぶのが無難です」

季節によっては寒かったり暑かったりしますが、その対策は?

「まず、エアコンが使いたくてもエンジンは切っておくこと。何らかの原因でアクセルが踏まれた状態になると、火災につながることもあるし、排ガスによる一酸化炭素中毒の危険性もあります。寒さ対策は、車の下からの冷気を防ぐのがポイント。毛布や寝袋だけではなく、厚手のマットレスを用意しましょう。暑さの対策には保冷材を用意したり、標高の高い場所に停めるのが確実です。群馬県の『道の駅 草津運動茶屋公園』(標高1260m)や岐阜県の『道の駅 モンデウス飛騨位山』(標高913m)などは、真夏でも快適ですよ」

前述のとおり、事前の確認が必要ではあるものの“真夏でも快適”といわれると、ちょっと興味がわいてくる。最後に、睡眠をより快適にするために必要なアイテムはありますか?

「シートをフルフラット状態にした際に、凹凸を埋めるマットレス『タイラー君』がオススメです。私自身は、タイラー君の上に低反発マットレスを敷いています。また、窓にカーテンをつけるのは当然として、雨が降って蒸し暑いときに換気ができるように、ウインドバイザーもあるといいですね」

車中泊をする予定がなくても、不意の眠気や何かのトラブルで、車内で仮眠をとることはあり得るもの。車を持っている人は、睡眠しやすい環境を整えてみては?
(橋川良寛/blueprint)

※この記事は2012年5月に取材・掲載した記事です

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