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知恵袋に課題を質問→出題者降臨

2015.05.03 SUN

噂のネット事件簿


ベストアンサーを獲得した出題者の回答には、他のネットユーザーから“いい指導”といった声が寄せられている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
筑波大学の学生がYahoo!知恵袋で、大学の「情報基礎実習」で出された演習課題を質問したところ、出題者が回答者として降臨。「ベストアンサー」を獲得するという“事件”があった。

4月27日、Yahoo!知恵袋に投稿されたのは、「大学のレポートの一部で、大辞林一冊は何バイト分にあたるかという問いが出ました」というもの。投稿者は、自身のアイデアを述べたうえで、合っているかどうかおよび他の方法についてアドバイスを求めた。

すると出題者が回答者として登場。投稿者の方法でも「答えは出せる」としたうえで、知恵袋を使うことについても言及。

「『他人が考えたことをあたかも自分が考えたことかのように』レポートを作成した場合,多くの教員はそれを不正行為と認定します」
「しかし,Yahoo!知恵袋のようなサービスを利用したとしても適切な引用をするなり,参考文献として出典を示すなりすればそれを不正行為と断定するのは難しくなるでしょう.
もちろん出典を示せばよいというわけでもなく,殆ど丸写しのような場合はやはり問題になります」

と、ネットで質問する行為を禁止しているわけではないが、程度によっては不正行為と認定され、処分対象になるリスクがあることをやんわりと指摘した。

出題したという人は、筑波大学図書館情報メディア研究科博士後期課程に所属し、実習ではTeaching Fellowという立場。知恵袋以外にも、自身のTwitterアカウントでも持論を展開している。

そこでは、

「知恵袋にレポート課題を投げる行為が不正行為かどうかを判断するのは担当教員の仕事であり,一概に是非の判断はできないと思います」
「ただ,単位は受講者の能力に対して与えられるものであり,個人的な意見としては能力を示すことをアウトソーシングするのは避けて頂きたいです」

とコメント。また、自身は適切な「引用」や「参考」としてであれば「出典を示せばいいのでは」という考えだが、「知恵袋を使った時点でダメ」という先生もいることを報告している。

これら一連の騒動について、Twitter上には、

「まさかの本人降臨(^▽^)
しかも一方的に非難するのではなく、方向性を指し示すという神指導。
こういうのを『教育』って言うのだ」

と、その指導を称賛する声が多数あがったほか、

「本当だ、出題者本人が降臨している。大学や高校の課題をYahoo知恵袋に登校するケースは増えているので、こういう降臨して鉄槌をお願いしたい」(原文ママ)

という声も。今回は、さすがは情報メディア研究科といった対応だったが、出題する側も大変な時代であることは間違いないようだ…。

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