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結婚は「コスパ」が悪い?議論勃発

2015.05.10 SUN

噂のネット事件簿


「結婚のコスパ」って何?
近年、男女ともに生涯未婚率(50歳時点で一度も結婚したことのない人の割合)が上昇している。国立社会保障・人口問題研究所のデータをもとに厚生労働省が算出した資料によると1985年に男性3.9%、女性4.3%だったものが2010年で20.1%、10.6%と急増。この傾向は今後も続き、2030年には27.6%、18.8%にまで高まるものと予測されている。

そんななか、5月7日の毎日新聞に掲載された「〈一極社会〉結婚『コスパ悪い』 『恋愛の価値』低下」という記事がネット上で話題になっている。記事では「都内在住の公務員」で、手取りは月40万円弱、家賃約8万円、食費約3万円、貯金は200万円という男性(26歳)の話として「結婚にはメリットがない」「コスパが悪い」という声を紹介した。さらに広告代理店アサツーディ・ケイの若者プロジェクトリーダー・藤本耕平さんの分析として、個性重視という教育の影響と先行き不安な時代のなか、“結婚がいちばん正しい”という価値観は、とりわけ多様なライフスタイルが可能な東京において崩れてきている、という見方が紹介された。

これについてTwitterでは、

「人が人を好きになる結婚や恋愛はコストパフォーマンスを考えてするものじゃないんだが」
「『特定の相手に一生縛られ続けるのはマイナス』わからんでもないけど・・マジか。一生一緒にいられるなんて幸せと思える相手だからこそ結婚するんだと思うけど。共働きなら気楽だし」

という声があがる一方で、

「共働きじゃなかったら、ニートを一人無償で養うようなもんだし、子供が生まれればニートを二人養うようなもん。コスパ悪い。と考える人がいてもおかしくはない」

との意見も。また、

「そんなに驚くような話なのだろうか。むかしは違ったと言う話でもあるまい」

と、結婚にあたって経済的負担の増加を考える姿勢は今も昔も同様ではないかという意見もあった。だが、これについては

「コスパを考えるどころか、そもそも増える家族のコスト自体を負担できないぐらいの惨状が若い世代にあるのでは。ましてやそれを上の世代が支えないときた日には」(原文ママ)

など、今と昔とでは若者の経済状況が違うため、単純には比較できないという見方も。

ちなみに「26歳で手取り40万円の公務員」という点には「エリート官僚か?」「給料が多くてうらやましい」「この給料で貯金200万円は浪費し過ぎ」「そもそも実在するのか」などのツッコミが多数あがっていた。いずれにせよ改めて「結婚」というものについて考えさせられた人は多かったようだ。

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