予防には「ミネラル入りむぎ茶」が効果的

「熱中症」発生場所1位は「屋内」

2015.05.15 FRI


市販されているミネラル関連の商品群。ミネラル入りむぎ茶の代表格は、伊藤園の「健康ミネラルむぎ茶」(左から2番目)。漢方医学の観点では、むぎ茶に使われる大麦には「血を涼する」効果があるといわれており、体温を下げる効果も期待できるそう
これから夏本番に向けてますます気温が上がってくる時期。環境省も5月13日から「暑さ指数」(熱中症予防の指標を5段階で表示)の公開をホームページ上で開始するなど、暑さ対策も本番を迎えつつある。

「熱中症」と聞くと、炎天下で過ごしているうちにめまいがしたり、気分が悪くなったり…という状態を想像するが、国立環境研究所が今年1月に発表した平成26年の報告書では、発生場所別の患者数1位は「住宅」で33.3%。また東京都福祉保健局のデータによると、昨年7~8月の都内の熱中症死亡者数は屋内34人(89%)、屋外4人(11%)と圧倒的に屋内のほうが多い。気密性が高い住宅では夜になっても室温が下がりにくいうえ、節電意識の高まりで、あえて冷房を切るケース増えていることなどが原因と考えられている。

「人は体内で発生した熱を血液によって皮膚に集めることで、その熱を体外に放出したり、汗の蒸発によって体の熱を奪ったりして体温を下げています。しかし、湿度が75%を超すと汗は蒸発することができなくなります。するとダラダラと汗が出るだけで熱を奪うことができず、脱水状態となり熱中症につながります。日本の夏は湿度が高いため、熱中症になりやすい環境なのです」

とは、ノザキクリニック院長・野崎豊氏。つまり日本に住んでいる以上、夏の間はどこにいても、何をしていても熱中症対策が欠かせないということ。そんなときに効果的に摂りたいのがミネラルだ。

汗には水分だけでなくミネラルも含まれており、体に必要なミネラルが暑さによって大量に失われてしまう。このミネラルが不足すると、体が体内のミネラルの濃度を一定に保つために水分を減らす結果、血液量が減り、血液による脳への酸素供給が不十分となり、めまいやふらつきが起こる…という悪循環。しかし、ミネラルは人間の体内では作ることができない。そこで、ミネラルを意識的に摂るために野崎院長は「ミネラル入りむぎ茶」の摂取を推奨する。

ミネラル入りむぎ茶には、「血液サラサラ」効果があることもノザキクリニックらの共同研究で明らかになっている。血液がサラサラになると血行が良くなるため、熱を放出しやすくなる。この点も、ミネラル入りむぎ茶を熱中症対策に推奨できる理由だという。

「ミネラルは、一時にまとめて補給するよりも毎日継続的に飲むことが大切。なぜなら、熱中症は発生した当日の水分不足から起こるのではなく、数日前からの水分不足とミネラル不足が原因で発生するからです。常日頃から十分なミネラルの補給を心がけてください」(野崎院長)

ミネラル入りむぎ茶はカフェインゼロなので、寝る前に飲んでも気にならない。夏の間の健康を考えて、日常生活に取り入れてみては?

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