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屋根なし新国立競技場に厳しい声

2015.05.21 THU

噂のネット事件簿


当初のデザインはどこへ? どんどんショボくなる新国立競技場 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
2020年に開催する東京五輪のメイン会場となる新国立競技場の整備計画が、費用や工期などを理由に大幅に見直されることが判明。迷走ぶりを批判する声があがっている。

新国立競技場の建設計画は、2012年にデザインに関するコンペティションが行われ、イギリスの女性建築家であるザハ・ハディド氏のデザイン案が最優秀賞に選ばれた。しかし五輪開催が決定し、改めて建築費用を試算すると、総工費1300億円という当初のプランを大きく上回り、最大で3000億円にも膨らむ可能性が浮上。JSC(日本スポーツ振興センター)は2013年11月、床面積を25%削減する縮小案を提示し、総工費はおよそ1700億円にまで圧縮された。

ところが建築計画の見直しは、それだけでは終わらなかった。5月18日、下村博文文科相と舛添要一都知事が会談し、そこで下村大臣がさらなる大幅な見直しを発表。基本設計では、グラウンド上部が開閉可能な“屋根付き競技場”となるはずだったが、コストと工期の問題から東京五輪には開閉式屋根は間に合わず(五輪後に設置予定)、さらに収容人数8万席のうち1万5000席が仮設とすることも明らかにした。

こうしたドタバタ劇には、国民も呆れ気味のようだ。“屋根なし”や“仮設席”のニュースが伝えられると、ツイッターには、

「誘致の時だけいい顔しといて、決定後にいざ蓋を開けたら改悪ばっかり」
「もはやザハのデザインは影も形もナシw」
「韓国の冬期五輪を笑えねー状況になってんなぁ」
「ショぼい出来の競技場になりそう」

と、これを非難・嘲笑する意見が次々と登場し、

「こうなると、なぜ、建て替える必要があったのか理解できない」
「5万人収容で屋根なしだったら今の国立と変わらないやん」
「これなら旧国立をメンテナンスして新築そっくりさんの方が・・・後の祭りですが」

など、旧国立競技場を解体した意味を問う声も多数寄せられている。東京五輪は2020年だが、2019年にはラグビーW杯の日本開催も決定しており、新国立競技場はそれまでに完成していなくてはならない。上述の下村・舛添会談では、下村氏が都に500億円の費用負担を迫ったが、舛添氏はこれを保留し、こちらもモメるのは必至。五輪誘致に成功したはいいが、問題は山積みの状況だ。

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