ネット界の“旬”なニュースをお届け!

「若者のメール離れ」はおかしい?

2015.05.27 WED

噂のネット事件簿


ビジネスマンにとってはまだまだ必須の「メール」
総務省の情報通信政策研究所は5月19日、13~69歳の男女1500人を対象に2014年の11月に行った「平成26年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」を発表。「メール離れが顕著」と読み取れるデータが示された。

メールについて、「読む・書く」という行為をした人の比率(以下、行為者率)は、全世代で平均すると平日47.3%で、2012年は57.8%、2013年が50.7%と、年々低下。なお、休日は41.4%で、こちらも2013年の47.1%から低下している。

一方、「ソーシャルメディアを見る・書く」の行為者率(全世代平均)は、平日が28.3%で、2012年の13.2%、2013年の21.8%から上昇。休日が29.7%で、こちらも2013年の23.5%から上昇した。

全世代で、メールの行為者率低下・ソーシャルメディアの行為者率上昇の傾向がみられるが、若い世代ほどメール行為者率の減り方が顕著。とりわけ10代ではメール行為者率が2012年の65.8%に比べ、2013年には36.3%、2014年には30.7%と2年間で半減。逆にソーシャルメディア行為者率は2012年の23.0%から43.5%、50.7%と倍以上の増加をみせている。

“若者のメール離れ”といった感のある結果のため、5月23日にNEWSポストセブンは、このデータも引き合いに出しつつ、「若者のメール離れ 件名や署名など作法がわからない学生が増加」という記事を掲載。有名私大の教授の嘆きとして、学生はメールよりもLINEの方が早く連絡がとれることを紹介したり、神奈川大学の講師が“メールに「件名と名前がないのは普通」”など、“メールの作法”がわかっていないことを紹介したりした。

これについて、Twitterでは、

「本当に最近、これは感じる。。見もしないアドレスを自分のアドレスとして、出してるのもわからんし」

と同意する声がある一方で、

「メールに常識的なマナーというものがあるという事実を初めて知ったぞ…」
「電子メールなんて早い人でも90年代、一般の人が使うようになったのはせいぜい2000年代になってからでしょ。
そんなものにマナーとかね」
「メールの作法なんて全く知らないけど、どこで教えてくれるんだろう?それこそマニュアルが欲しい」

と、“作法なんて、そもそもあったっけ?”という声や、

「学生のメール離れは、普通の現象。メール作法を知らないのは教育されていないからでしょう。そもそも今時Lineもできない大学の先生こそ学生とコミュニケーションとる気がない、時代遅れの存在じゃないです...」
「若者の方が『(編集註:デジタル)ネイティブ』なんだから彼らの使い方が正しいんだよ。手紙時代の発想から抜けられない方が悪い」

など、“メール離れなんて言う方がおかしい”という声も。

便利なサービスが登場すれば、そちらに利用者が流れるのは当たり前。だが、どんなサービスでも、連絡手段として利用する時には、件名や署名など、相手に“わかりやすく”伝えるのは常識だ。ソーシャルメディア世代になったとしても、その点は重々気をつける必要があるだろう。

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト