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著作権問題「そもそもBGM不要」

2015.06.12 FRI

噂のネット事件簿


店舗などにとってBGMも大切な雰囲気作りのひとつだが…
6月9日、日本音楽著作権協会(JASRAC)が、BGMを利用する美容室や衣料品店、飲食店など全国258施設に対して一斉に法的措置をとったことを公表し、ネット上でも話題となっている。

JASRACでは、2002年に、BGMを流す施設に対する著作権管理をスタート。日本BGM協会や全国有線音楽放送協会加盟社などが著作権の手続きを行っている「業務用BGM」とされる音源なら、飲食店などでそのまま利用できる。しかし最近では、インターネットラジオなど、BGMの音源が多様化。JASRACの規定では、何らかの音源をBGMとして利用するためには、利用する施設ごとに個別に著作権の手続きを行う必要があるが、その手続きが行われていない施設も多いという。そして今回、繰り返しの催告にもかかわらず手続きに応じなかった施設に対し、民事調停の申し立てを行ったという経緯だ。

これに対し、ツイッターでは

「これは正しい行為なんだけど、問題は分配がどう行われているかだよね」
「著作権フリーの曲でもアウトなのか」
「作曲者が著作権フリーで流していいですよ、っていうとJASRAC的にはどうするの、その分はきちんと引いて請求するのかしらん?」

など、様々な疑問の声が噴出している。

さらに、

「私としてはこれで、日本の至る所から無駄なBGMが無くなることに期待する。どこへ行ってもBGM流しすぎ」
「JASRACは気に食わない連中ですが、これであちこちからうるさいBGMとやらが消えてくれたら幸いです。音楽は個々人のミュージックプレイヤーで聞いてください。空間は静謐を保っていただきたい」

など、「世の中に不要なBGMが多すぎる」と指摘する声も…。

ちなみに、BGM使用料は原則として年間契約を結び、1年単位で使用料を支払う必要がある。金額は、店舗の場合はその面積に応じて、また宿泊施設の場合はその定員によって異なり、年間6000円から5万円と定められている。全国商工団体連合会では、わずか5席の飲食店にも「(料金支払いの)お知らせ」が届いたことを紹介し、「500平方メートル以下の店に一律6000円」という料金設定について、疑問を投げかけている。

ネット上ではたびたび注目が集まる、JASRACの著作権関連の話題。今回は、「もはやBGM不要」というところまで話が広がったようだ。

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