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「絵文字だけの新車発表」その効果は?

2015.06.30 TUE

噂のネット事件簿


若い世代の注目を集めるのにも有効だった? GM社の「絵文字」リリース ※この画像はサイトのスクリーンショットです
米ゼネラルモーターズが、新型シボレー「クルーズ」を発表するにあたり、6月22日(現地時間、以下同)に「絵文字」だらけで書かれた(描かれた?)プレスリリースを公開し、ネット上で注目を集めた。

同社によると、新型シボレーは“言葉だけでは描写できない”ほどの出来栄えで、よりこまやかな感情を込めるために「絵文字」バージョンを作成したとのこと。同社のリリースでは、翌23日14時までに解読してみてと呼びかけていたが、車や人の顔、音符、ハートマーク、地球などが並んだ絵文字列を解読するのは至難の業。パソコン画面やスマホ、スピーカーを表す絵文字があることから、なんとなく“新型シボレーではネットが使えて、音楽も楽しめるのかな…”と思わせるが、詳細は不明だった。

ツイッター上には、

「ムズwww」
「普段絵文字使わない自分はちんぷんかんぷん」

という声があがる一方で、

「シボレーのサイトに見に行ってみた。絵文字だけで読めないといっても、言いたいことは結構よく分かる(ような気がする(*^^*))」
「なんとなくは分かる」

と、驚くべき声も…!

その後、同社は23日に“翻訳”であるテキストバージョンを公開。「絵文字」バージョンは注目を集めるための仕掛けだったというわけだ。このプロモーションには、ツイッターユーザーから、

「見比べると『ああ~』と思える絵文字部分沢山ありました。でも良くこんなに沢山の絵文字見つけた(それとも作った)なあ」
「話題を得るには良い手段だ。絵文字だけじゃ、まず解読不能。テキストと見比べてみてやっと分かる。でも、何度もやっている内に理解できるようになるかも」

という声が寄せられている。突飛な発表方法ではあったものの、「注目を集める」「2回話題になる」ことに加え、「絵文字と文章を見比べるうちに概要を熟読・理解させる」という効果もあったようだ。

なお、新型「クルーズ」はこれまでよりも軽量化を実現する一方、車体は大きくなっている。また、タッチスクリーンが標準搭載され、Googleの「Android Auto」とAppleの「CarPlay」の両方に対応。オプションとしてワイヤレス携帯充電や車内をWi-Fiのホットスポットにするサービスもあるという。

もともと日本のケータイから始まった絵文字は、今ではApple社のiPhoneでも標準装備されるなど、「emoji」として外国人の間でも大人気。「絵文字」でのリリース発表は世界中で注目を浴びるために有効な手段だったといえるだろう。

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