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「#インターネット老人会」が大盛況

2015.07.01 WED

噂のネット事件簿


十数年前、こんな薄くて軽いPCなど想像もできなかったが…
ツイッターで、「#インターネット老人会」というハッシュタグが大盛況だ。古参のインターネットユーザーが、昔のインターネットに関する話題を投稿し合い、盛り上がっている。

このハッシュタグは、6月27日に愛知県刈谷市で開催された「2000年ごろのインターネットを懐かしむ会」の開催数日前に作られたものだ。当初は、イベント参加者およびその周辺のごくごくわずかの人でやりとりされていたこのハッシュタグだが、イベント当日の様子がリアルタイムで報告されると、注目度が一挙に急上昇。ちなみにイベントでは、

「ワンダースワンの思い出」
「デジモンの思い出」
「『自作ゲーム配布方法の歴史』自作ゲーム配布方法の歴史を、西暦2000年±15年ぐらいの範囲で振り返る」
「偽装解除、コピープロテクトの話」

などについての発表が行われたという。

「#インターネット老人会」のハッシュタグを付け、ツイッターに投稿されたものは様々だ。
(以下、インターネットの黎明期の話題なので、ほぼ理解できない人は記事下部の【注釈一覧】と照らし合わせながら読んでいただきたい)

「ピペポポポポパポペペ…ピーヒョロロローガイーンザーザーザービーンビーンビーンズーーーーー…28.8kbps」

という電話回線で接続する「ダイヤルアップ接続」の音を表現したコメントや、

「キリ番ゲットした方はお知らせ下さい」(注1)
「だれもリンクしてくれそうにない自サイトのバナーを何種類も作って、リンク貼ってくださいでござるよのお願い」(注2)

など、かつてのネットならではの文化について投稿する人も。

さらに、昔の人気コンテンツについて、

「日本ブレイク工業ってありか?」(注3)
「思いつくのが面白フラッシュ倉庫」(注4)
「真っ先に頭に浮かんだのは、愛生会病院のwebサイトかな」(注5)

と懐かしんだり、

「テレホーダイを使っていたので親戚の死に目に遭えなかった」(注6)

と、自身の過去を振り返ったりする人もいて、同ハッシュタグ入りの書き込みは、3万5000件以上に達している。さらに先述のイベントに対しても、

「インターネット老人会って実際にやったイベントかよクソ行きたかった」
「リアルでそんなイベントがあるのか…いきたいのぅ…」

と、イベントに参加したかったという声も登場。ここ十数年でインターネットは飛躍的な進歩を遂げたが、黎明期を知る年代にとっては、たまらないネタとイベントだったようだ。

【注釈一覧】
注1:当時、アクセスしてきた人の数を数える「アクセスカウンター」を設置しているHPが多く、キリの良い番号=キリ番に当たった人に「お知らせください」と呼びかけることが多かった
注2:今でもバナーはあるが、かつては自分のHPを紹介するバナーを作り、それを相互に貼り合う文化があった
注3:神奈川の総合解体業者。アニソン調の社歌がネット上で話題となった
注4:その名の通り、面白いFlash動画を紹介するサイト
注5:埼玉県にある同院のホームページは、チカチカしたフラッシュの多用、調子っ外れのサウンドなど、そのカオスぶりが2000年代前半に大変な話題となった
注6: テレホーダイとはNTTのサービスのこと。深夜帯は通話時間にかかわらず使用料が一定だったため接続が殺到し、「話し中」になることが多かった。おそらくこのユーザーは、「話し中」になってしまい、連絡を受けられなかったと考えられる

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