シュノーケラー必携!

手軽に撮れる!水中カメラの選び方

2015.07.15 WED


ほぼすべてのメーカーがライナップに加えている防水デジカメ。防塵であることも多く、耐衝撃性も高いので、海だけではなく山でのレジャーにもオススメ。アウトドアシーンでのゲリラ豪雨で壊れないのは魅力的だ
夏のレジャーの王道といえば海遊び。スキューバダイビングなどマリンスポーツの計画を立てたり、予約を取ったりしている人も多いだろう。そんな人にオススメしたいのが「防水デジカメ」だ。

最近はハウジングを使わなくても水中撮影ができるコンデジが各社から発売されている。これらを使えば、手軽に海中写真を撮ることができる…はず。そこで、『デジタルカメラによる 水中撮影テクニック』などの著書をもつ海洋写真家の峯水亮さんに、オススメの防水デジカメについて聞いてみた。

「まず、肝心の防水能力ですが、10m以上であればスキューバダイビングでも使えます。レンズの性能は、広角側のF値が低いレンズを搭載しているカメラがオススメです」

F値? この値が低いとどんなメリットがあるだろうか?

「同じシャッタースピードの場合、F値が小さいレンズの方が明るい写真をより簡単に撮ることができるんです。海中では深くなるほど太陽の光が届かず暗くなるのですが、被写体本来の色を再現するためにはストロボが必要な場合があります。ただし、水中に浮遊物が多い状況でデジカメ内蔵のストロボを使うと、海中を漂っているチリなどに反射した写真になってしまうことがあります。そこで、ストロボを使わずに撮れるF値が低い明るいレンズが活躍するんですよ」

ほかにも、水中撮影に特化した撮影モードを搭載したカメラはオススメだとか。峯水さんが使うオリンパスの“タフ”シリーズには、ホワイトバランスなどを調整してくれる水中モードを搭載しており、誰でも簡単に撮影できるとのこと。

ちなみにオリンパスは防水デジカメを古くから手がけていることで有名。峯水さんも使う「STYLUS TG-2 Tough」は、15m防水でF値2.0の明るいレンズを搭載。圧力センサー内蔵で水深の表示も可能になっている。加えて、オリンパスは“オリンパスブルー”と呼ばれるほど青の表現に定評があるので、海中撮影にはうってつけなのだ。

ほかにも、同じく防水カメラの老舗のペンタックスから発売されている「PENTAX WG-3 GPS」も、14m防水にF値2.0の明るいレンズを搭載。また、水深表示や水中撮影モードも備えている。

F値にこだわらなければ、水深10m防水を超えるコンデジは各社から発売されており、そのほとんどが海中撮影モードを搭載しているので、自分が使い慣れたメーカーのカメラを選ぶのもひとつの手だ。

「水中だけでなく、水面ギリギリから地上の風景を撮る半水面写真など、日常とは異なる面白い写真を手軽に撮影できるのも防水デジカメの魅力」と語る峯水さん。

安い機種なら2万円台半ばから購入できる本格派防水デジカメ。夏の記憶を鮮明に留めるために、海グッズのひとつに加えてみてはどうだろう。
(コージー林田)

※この記事は2013年7月に取材・掲載した記事です

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